プロローグ
友達と夜に変なテンションで設定考えて文に起こしました。
プロローグからエピローグまで全9話の予定です。
下ネタがダメな人はブラウザバック推奨で
俺は耳を疑った。仕方がない、こんな事を言われれば誰でも「はぁ?」となる。
「古舘さんはタマパン病です」
目の前の医者は平然と続けた。
「正式な病名は膨張性睾丸破裂病と言い、簡単に言うとタマタマがパンパンになってパーンってなる病気ですね」
「何!?破裂すんの!?俺の金○!?」
「まぁまぁ、落ち着いて下さい、ズズッ…」
落ち着いてられるか、このヤブ医者がぁ!!なに優雅にコーヒー啜ってんだよ!?お前の喉の乾きより患者のGOLDEN BALLの方が大事だろ!?
「あの…俺は治るんですか?」
「結論から言いましょう。古舘さんは治ります」
なんだ治るのか…ビビったぁ…略名が頭悪過ぎて不治の病かと思ったわ。
「治療法は簡単です。一週間以内に射精してください」
「ん?」
「ご自身でも恋人に手伝って頂くでも良いので一週間以内に3回射精してください。でなければ、先程も言ったように睾丸が破裂して死に至ります」
医者はカルテをファイルに仕舞いながらそう言うと、こちらを振り向き、
「薬などはないので会計を済ませたら帰っても大丈夫ですよ。それではお大事に」
「はは…ありがとうございました…」
診察室の扉を閉めながら俺は呟いた。
「oh…ジーザス……神は常に残酷だ……」
何故って簡単なことだ。
俺、古舘 燈児は齢17歳という思春期真っ只中にいながらErectile Dysfunctionなのである。
ん?難しい言葉使うなって?ったく
「お釣りの360円です」
お釣りを財布に仕舞いながら病院の出口に向かう。
「お大事にどうぞ」
自動ドアを出て立ち止まり俺は空を見上げた。
「ったく…インポは辛いよ…」
そう、これは一週間以内に3回射精しないと死んでしまう少年・古舘 燈児と、パンツの中で頭を垂れている頼りない息子との一週間の話である。




