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地獄の業火で焼かれ続けた少年。最強の炎使いとなって復活する。  作者: さとう
第十四章・炎の彼方へ

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LAST BOSS・終滅神ジハド⑧/人生は愛という蜜をもつ花である

 第四地獄炎で回復した俺は、ジハドに殴りかかる。


「うおぉぉぉらぁっ!!」

『この、クソ野郎がァァァァァッ!!』


 拳が交差し、俺の拳がジハドの腹に突き刺さる。

 戦ってわかった。こいつは確かに強い……でも、武術の技のレベルは、俺のが遥かに上だ!!

 俺はジハドの拳を躱し、腹に連続で拳を叩き込む。


「滅の型、『轟乱打』!!」

『ぬぐがががががっ!? この、クソ野郎!!』

「流の型、『漣』───」

『ぬおっ!?』


 連続の拳を掴もうと、手を伸ばしてくる。

 その手を払い、掴み、ふわりと投げ飛ばす。

 ジハドは態勢を崩し、顔が下がった。


「滅の型、『百花繚乱』!!」

『おぶばばっ!?』


 拳が全て顔面にヒットし、ジハドから緑色の鼻血が噴き出す……驚いた、こいつも血が流れているんだな。

 手を離して距離を取る。


『ガァァァァァァーーーーーーッ!! テメェェェェェッ!!』


 ジハドは口を開け、黒い光を放ってきた。

 俺は横っ飛びで回避。だが、ジハドは顔を俺に向ける。

 光線が迫ってきた。俺は走って回避し、ジハドに向かって走る。


「甲の型、『鉄杭』!!」

『ぐぬおっ!?』


 走った勢いでの肘打ちが、脇腹に突き刺さる。

 効いている。呪闘流が、技が、効いている。

 ようやくわかった。こいつが弱くなった理由。


『くそ、なぜ、なぜ……なぜ、貴様の技が効く!? なぜ、貴様……我の動きに対応できる!? 貴様、一体何をした!!』

「違うね。俺が何かをしたんじゃない……お前が弱くなってんだよ!!」

『!?───ま、まさか』

「そういうこと。お前、自分で言ったじゃねぇか……『我も滅ぶ』とかなんとか。お前、力を、命を放出しながらこれだけの強さなんだ。時間が経てば経つほど、お前は弱体化する!! 今のお前は、俺でも対処できるくらい遅い!!」

『……ッッッ!!』

「お前、俺を舐めすぎたな。最初から殺す気でやれば、それだけで世界は終わってた。お前……遊び過ぎなんだよ、バーカ」

『…………』


 ジハドの顔じゅうに、血管のような青筋が浮かぶ。

 もう、怖くない。

 俺は戦える。こいつを倒せる。


「さぁ───ケリ付けようぜ!!」


 俺は、第一地獄炎を燃やし走り出す。


『!?』

「喰らえ。烈の型『極』───『火炎龍焱舞(ひえんりゅうえんぶ)』!!」


 連続攻撃の『桜花連撃』と、顔面を狙った集中打である『百花繚乱』、そして関節部分だけを狙った『登楼牡丹』の組み合わせによる灼熱の演武が、ジハドの身体に突き刺さる。

 

『ぐぶっぇ!?───なっ!?』


 吹き飛ぶジハド。

 そして、吹き飛ぶと同時に、ジハドの周囲に氷の『道』ができた。


「冰の型『極』───『冰釵繚乱(ひょうさいりょうらん)』!!」


 俺は氷の道を滑り、氷で作った小さな槍を飛ばしまくる。

 槍はジハドの全身に刺さり、凍り付く。


『く、そ、ガァァァァァァーーーーーーッ!!……なっ』

「「「「「幻の型『極』───……『幻魔幽玄炎舞(げんまゆうげんえんぶ)』!!」」」」」


 すでに、無数に分身した俺が、第七地獄炎の幻と共にジハドを包囲していた。

 本来ならここで毒を撒くんだけど、今はない。

 なので───全員で襲い掛かる!!


『ぐぬあぁぁぁぁぁぁっ!!』

「まだまだぁぁぁぁぁっ!!」


 全ての技を使い───こいつを倒す!!


 ◇◇◇◇◇◇


 フレアが、ジハドを追い詰めていた。

 タックたちは、フレアを見て満足していた。

 

「もう、安心だねぇ……」


 マンドラは、笑顔を浮かべていた。

 マンドラ。彼女は息子、孫と死別していた。

 予言者、占い師と言われた第七地獄炎の使い手として、村では最強の一人だった。

 マンドラにとってフレアは、可愛い孫、息子のような存在。


『マンドラ婆ちゃん、お菓子ある?』

『婆ちゃん、肩揉んでやるよ。だからさ、先生の弱点……あ、なんでもない』

『婆ちゃん、昔話聞かせてっ』


 嬉しかった。

 フレアが来るたびに、温かい気持ちになれた。

 そのフレアが、あんなにも……あんなにも。


「ああ、もう満足だよ……」


 マンドラの全身に、亀裂が入る。


「あんたら、先に逝くよ」


 タック、ラルゴ、ヴァジュリは何も言わない。

 フレアだけを、見ていた。


「フレア、頑張るんだよ……じゃあね」


 ぽろりと涙を一筋流し───マンドラは炎に包まれ砕け散った。

 

 ◇◇◇◇◇◇


「───っっ」


 マンドラ婆ちゃん……っ。

 俺は涙を堪え、拳を強く握る。

 俺の両手は真っ黒に燃え上がり、両手を合わせた掌底をジハドに叩き込む。


「黒の型『極』!! 『滅亡迅雷撃(ディストピア)』!!」

『───!?』


 ジハドの口がパクパク動く。

 あらゆる呪いを込めた、最強の呪術。蝕の型『極』とは違う、呪いの一撃。

 この一瞬の隙を突き、俺は全身に第五地獄炎の『蟲』をくっつける。

 虫の形は、蠅。


「嵐の型『極』───『烈風陣・無盡斬』!!」


 全身にくっつけた蠅を自在に操り、まさに蠅の如く接近。手刀で斬り裂いた。

 本来は剣を持って斬るんだけど、今のジハドなら手刀で十分!! 

 ジハドの全身から血が噴き出した。


「まだまだ!! こんなもんじゃねぇ!!」


 ◇◇◇◇◇◇


「あーあ~……オレも、いろいろ教えてやりたかったぜ……」


 ラルゴは、砕けずに残った左手で煙管を掴み、最後の煙草に火を付けた。

 フレアが四大行の『極』を習得した後は、ラルゴが武器術を教える予定だった。タックは渋い顔をしていたが……ラルゴは、楽しみでしょうがなかった。

 呪闘流の武器術。

 ラルゴは、フレアのために新品の武器を用意していた。

 

「あいつはタックからの贈り物だと思ってるが……へへ、呪闘具『ケイオス』は、オレが作ったんだぜ? 大事そうにしやがって……」


 煙を吸い、吐き出す。

 最後の一服は、この世で一番うまい味がした。


「あばよ、フレア……元気でな」


 ラルゴは、満足そうに笑い───炎に包まれ、砕け散った。


 ◇◇◇◇◇


「……っ」


 ラルゴおじさん……さよなら。

 俺は涙をぬぐい、ジハドの攻撃を躱す。

 

『ガァァァァァァァっ!!』

「曲の型『極』!! 『擬態鬼牙(ぎたいおうが)』!!」


 俺は右腕の骨を限界まで硬質化。肩、手首、肘、指の関節を外し、ジハドの右腕に絡ませる。まるで蛇のような右腕。

 そして、そのままジハドの右腕を限界まで捻り上げる。ゴキゴキブチブチとジハドの右腕から嫌な音がした。


『ギギギギギッ!? 貴様ァァァァァァァァァァ!!』

「ここでもできるかな? 鋼の型『極』!! 『鉄観阿修羅(てっかんあしゅら)』!!」


 地面が黄金に燃え、黄色く燃えた。

 すると、地面から鉄の像がせり上がってくる。長い腕が九本あり、それぞれの手に異なる武器を握っている。

 武器を持った鉄の像は、ジハドに襲い掛かった。


『クソ、クソ、クソぉぉぉぉぉぉっ!! こんな、こんなはずでは』

「もう、お前には負けねぇ!!」


 ジハドは、鉄観阿修羅の攻撃を捌けないくらい、弱っていた。

 攻撃を受け、緑色の血が噴き出し、切り刻まれる。


『こんな、こんなことが……オノレぇぇぇぇぇぇっ!!』

「だぁぁぁぁっ!!」


 鉄観阿修羅を解除、俺はジハドに殴りかかる。


 ◇◇◇◇◇


 ヴァジュリは、流れる涙を拭わず、フレアを見つめた。


「フレア……」


 フレアは、誰よりも優しかった。

 呪術の適正で言えば、ヴァジュリは歴代最強の呪術師だった。

 だが、病弱でほとんど動けず、車椅子がないと移動もできない。

 そんなヴァジュリの世話をしてくれたのが、フレアだった。

 ヴァジュリは、呪術師の村で、あまり好かれていなかった。

 千の呪術を操り、呪術師ですら呪う呪術師と言われ、近づく者はいなかったのである。

 話すのは、マンドラ、ラルゴ、タック程度。だがある日、タックに頼まれたのだ……『弟子に呪術を教えてやってほしい』と。

『ヴァジュリ……年上だし、姉ちゃんだな。ヴァジュリ姉ちゃんって呼んでいい?』

 底抜けに明るい少年だった。

 ヴァジュリの評判を無視。優しく、世話をしてくれた。


「フレア、お願い……女の子には、優しくね」


 ヴァジュリは、フレアの三歳年上。

 姉のように振舞うことはあっただろうか? 

 いや、ヴァジュリにとってフレアは……『男の子』だった。

 きっと、初恋だった。


「いつかきっと、女の子を愛する日がくるから……フレアも愛してあげてね。女の子は、好きな男の子と結ばれる時が、一番幸せなんだから」


 自分ではなかった。

 地獄門に入ったフレアを、見送ることすらできなかった。

 後にも先にも、タックを本気で呪おうと思ったのは、あの時だけ。


「愛してるよ、フレア……愛してる」


 ヴァジュリはフレアを見つめる。

 愛をこめて、フレアに届くようにつぶやいた。


「ばいばい、フレア。ずっと、ずっと……愛してる」


 愛を呟き、ヴァジュリは炎に包まれて砕け散った。


 ◇◇◇◇◇


 ヴァジュリ姉ちゃん……俺も、愛してる。


「う、おぉぉぉぉぉぉぉッ!!」


 ラッシュ、ラッシュ、ラッシュ。

 俺は止まらず攻撃を繰り出していた。

 拳、蹴りのコンビネーションに、ジハドも防戦一方。


『舐めるな、ガキガァァァァァァァ!!』

「!!」


 ジハドの反撃。

 まっすぐ伸びてくる拳に、そっと手のひらを合わせた。


「流の型『極』!! 『螺旋巡』!!」

『!?』


 ジハドのパンチの威力を、そのまま返す。

 ジハドの右腕が滅茶苦茶に破壊された。

 だが、ジハドは止まらない。そのままハイキックを繰り出す。


「甲の型『極』!! 『金剛夜叉』!!」


 だが、全身硬化した俺の身体にヒットした瞬間、ジハドの脚が砕けた。

 さらに、俺は左手に呪力を込めて触れる。


「蝕の型『極』!!───『無限地獄天寿全キミシニタマフコトナカレ』」

『ぐ、おぉ!? ッガ、あぁぁ……!?』


 今のジハドに呪術が通用した───が、一瞬だ。

 すぐに呪力を無効化するが、十分な隙は生まれていた。

 俺はすでに構えていた。


「滅の型『極』!! 『破戒拳』!!」

『ぐぶっはぁぁぁぁぁ!?』


 破戒拳がジハドの顔面に突き刺さり、吹っ飛ばす。

 ジハドはすぐに立ち上がった。


『何故だ!! 何故、貴様はここまで!? 貴様は死にかけてたはずだ!! 我の弱体化を置いても、ここまで急激に強くなるなんて!!』

「聞こえるんだよ」

『……何?』

「聞こえるんだ。俺を応援する声が」

『馬鹿な!? この「常世のはざま」は現実から隔離された空間!! 今、見えているのは外の景色に違いないが、声など届くはずがない!!』

「わかんねーけど、響くんだ……俺の胸に、俺のココロに。俺を信じてくれる人たちの声が聞こえるんだ!!───みんな!! ありがとう!! みんなの声、聞こえてるぞ!!」

『お、ノレ……この、クソがぁァァァァァァァァァァッ!!』


 ジハドの右腕に、残った全ての力が集まっていく。

 そして、残りの全ての力を込めた右拳が、俺に繰り出された。


『死ねぇぇぇぇぇぇっ!!』

「甲の型『極』、『金剛夜叉』───」


 ジハドの右拳が、俺の胸に命中する。


「蝕の型『極』、『無限地獄天寿全』」


 状態異常のみを無効化し、『死』を拒絶する呪術がジハドの力と相殺する。


「流の型『極』、『螺旋巡』」


 そして、ジハドが体内で螺旋を描き、俺の右拳に。

 滅の型『極』、『破戒拳』を放つことで完成する奥義。

 終の型『極』───『魔天極地』……ではない。

 最後は、やっぱりこいつらと決める。


「全員、集合ぉぉぉぉぉぉっ!!」

『『『『『『『おう!!』』』』』』』


 そして───量産型天使を全て倒した地獄炎の魔王たちが、魔王宝珠となる。

 火乃加具土命Spec2が右腕に。

 黄金の炎に包まれた火乃加具土命Spec2の形状が変わる。

 黄金の装甲、七つの魔王宝珠が装着された、魔神器の最終形態へ。


「魔神器最終形、『ULTIMATE(アルティメット)GENESIC(ジェネシック)GAUNTLET(ガントレット)』!!」


 俺の全身が黄金の炎に包まれ、右の拳を硬く握りしめる。


『そんな、そんな……そんな、馬鹿な』


 ジハドは、もう回避する力も残っていないようだった。

 そして、全ての炎、全ての力を込めた究極の一撃が放たれる。




「零式創世炎、最終奥義!! 『ULTIMATE(アルティメット)SEVEN(セブン)OVERFINISH(オーバーフィニッシュ)』!!」




 七色、そして黄金の炎に包まれた俺の拳が、ジハドの胸に突き刺さる。

 ジハドは断末魔をあげることなく炎につつまれ、黒い身体に亀裂が入り───ボロボロと、蒸発するように身体が燃え尽きた。

 そして、残ったのは黒い魂。

 その魂にそっと触れると、ぐにゃぐにゃと形を変え三つに分かれた。


「これ、もしかして……」

『……ああ、負けたんだね』

「やっぱり、アメン・ラーか」


 虹色、水色、灰色の魂だった。

 融合していたジハドの魂が分離し、アメン・ラーたちの魂に戻ったようだ。

 すると、『ULTIMATE(アルティメット)GENESIC(ジェネシック)GAUNTLET(ガントレット)』から火乃加具土命の声が。


『火火火……覚悟はできてるよな?』

『ああ、いいよ。ボクたちの完全敗北だ……器も失ったし、もう無力だよ』

『好きになさい……』

『───、───……』


 トリウィア、黒勾玉も諦めていた。

 この魂を握り潰せば、もうこの三人は終わりだ。

 でも、それでいいのか?


「な、どうだった?」

『……は?』

「俺、強かったか?」

『ああ。最高に強かった……きみのような人間がいるなんてね。はは、人の世界も捨てたもんじゃない』

『ええ。気付くのが遅かったわね……』

『───、───』

「そっか」

『ああ。あとのことは任せるよ。僕らは失敗した、もうおしまいだからね』

「ああ。じゃあ……」


 俺は、魔神器に命じる。


「よっと……お、いい感じ」


 俺が作ったのは、三つの魔王宝珠。

 この零式創世炎の魔神器……何でもできるし、なんでも作れる。まさに創世の名に相応しい、最強の魔神器だ。

 新しく作った虹色、水色、灰色の魔王宝珠に、アメン・ラーたちの魂を入れた。


『な、何? お前、これは』

「人がすごいってわかっただろ? だったら、これからは仲良くできるよな」

『『『え』』』

「焼き鳥、みんなでちゃんと話し合ってみろよ。きっと仲良くできるぞ」

『『『『『『『え』』』』』』』


 俺はアメン・ラーたちの魔王宝珠を、自分の胸に押し込んだ。


『ちょ、相棒!? おま、何してんだ!?』

「これからは、仲良くやれってことだ」

『マジかよ!?』


 これが、俺の答えだ。

 アメン・ラーたちも、これからきっと仲良くできる。

 俺は自分の胸を撫でつけた。


 ◇◇◇◇◇


 本当に、強くなった。

 もう、自分では勝てない。タックは小さく微笑んだ。

 自分が強いという自覚はあった。

 かつて村を襲った天使は全て返り討ちにしたし、負けたこともなかった。

 だが……フレアに出会った。

 地獄門から生まれた少年。

 両親は死んだと嘘をつき、自分が引き取って育てた。

 弟子であり、息子のように思っていた。


「…………」


 伝えたいことは、もうない。

 頭を撫でたことは、何度あっただろうか。

 褒めたことは、何度あっただろうか。

 第二の生を得て、伝えるべきことは全て伝えた。

 もう、悔いはない。

 

「…………」


 だから───ほんの、一言だけ。

 あふれる涙を拭わず、胸の奥に咲く甘い思いを、呟いた。


 ◇◇◇◇◇




「フレア───……お前は、ワシの誇りだ」




 ◇◇◇◇◇




 ふと、先生が呟いた。

 涙声だった。

 喜んでいるのがわかった。

 

「先せ───…………」


 もっと、褒めてもらいたかった。

 頭を、撫でてほしかった。

 でも───。


「あ───……」


 もう、誰もいなかった。

 先生は、消えていた。

 先生は、最後の最後に俺を褒めて……消えた。


「………………………………っぅ」


 胸いっぱいに気持ちがあふれ、涙となってこぼれ落ちた。


「う、うぅ……ぅ、うぅ、ぁ」


 戦いが終わり、残ったのは───……ほんの少しだけ残った、炎の残滓だった。

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お読みいただき有難うございます!
脇役剣聖のそこそこ平穏な日常。たまに冒険、そして英雄譚。
連載中です!
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― 新着の感想 ―
[一言] 勝ったのに悲しいなぁ…おばあちゃんと叔父さんと姉と親父って考えたら悲しすぎんね 地味にヴァジュリねーちゃんヒロイン入りかと思うた
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