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Second Earth Life Online  作者: サキ
1章
3/5

ゲームを始めよう①

皆さん、大変お待たせいたしました。

リアルが少し忙しくあまり書く時間がありませんでしたが、少しずつ書いていって、遂に投稿出来ました。

では、本編をお楽しみ下さい。

「会長、本日の業務終わりました。」


私、藤原フジワラ 灯華トウカにそう言ってきたのは、同じ生徒会の役員である女子だ。


「ええ、分かったわ。今日はもう上がっていいわよ。」


高校の生徒会室で今日の分の仕事をしながら答える。それにしても、今日は一段と多かったわね …。一人でそんなことを考えていると、


「今日はお疲れ様でした〜。」

「お疲れ様でした〜。」


と言いながら役員の子達はみんな帰って行く。私も今キリのいいところまで終わったから帰ろう。

書類の片付け、帰宅の用意をする。生徒会室のドアの鍵をかけて、鍵を職員室に返す。


「確か、お母さんから買い物を頼まれてたんだ…。」


帰りにスーパーに寄って、買い物をして帰ろうとすると、出口の近くには抽選会の文字が。


「一定金額分買って、そのレシートを店員さんに見せると回せると…。」


丁度、金額分だし回してみようかしら?それにこういうのって久しぶりだし。そう思いながら、店員さんに近づき、


「すいません、抽選をしたいのですが。」

「かしこまりました。では、こちらを御回し下さい。」


そんなやりとりをしながら、回してみると…。


「おめでとうございます!一等です!」


そう言われて下を見ると、そこには金色に光る玉があった。


「景品はこちらです!」


そう言って店員さんが手渡してきたのは、『Second Earth Life Online 』と描かれているゲームのパッケージとゲームをするためのVRヘッドギア。


「あっ、ありがとうございます…。」


私はそう戸惑いながらもお礼を言い、受け取る。ゲームってしたことないのだけど…。まぁ、当たった物はしょうがない、有り難く貰おう。


「またのお越しをお待ちしてます。」


そう、店員さんに言われながらスーパーを出る。


「これ、どうしようかしら…。」


そんなことを考えながら、歩いていると家についてドアを開けながら、


「ただいま、お母さん頼まれてたの買ってきたよ。」

「あら、お帰り〜。買って来てくれてありがとう。テーブルに置いておいて。」

「分かった。」


お母さんにそう言われて買い物袋をテーブルの上に置く。その後自分の荷物を部屋に置きに行くと、


「あぁ、お姉ちゃんお帰り〜。ってそれどうしたの?見せて〜。」


そう言って来たのは私の妹、藤原フジワラ スズだ。


「うん、いいわよ。」

「おぉ!『SELO 』だ〜。お母さん見て見て、お姉ちゃんゲーム持って帰って来てる〜。」

「あら、灯華どうしたの?これ。」


お母さんに聞かれたのでスーパーで起こった事を話した。


「なるほどね、でも灯華全くしないでしょ?こういうの。」

「うん、だからどうしようかなって考えているの。」


私がお母さんの質問に答えると、


「じゃあさ、じゃあさ!一緒にやろうよ!私も『SELO 』持ってるからさ。」


そう言って鈴が話に割り込んできた。


「えっ、でも私ゲームやったことないのだけど…。」

「大丈夫、私がお姉ちゃんが分かんないところちゃんと教えてあげるから。それに、ほら、明日から連休だよ?」

「うーん、それならやってもいいけど…。」

「じゃあ、決まり!色々設定とかしなきゃいけないから、晩ご飯食べた後、お姉ちゃんの部屋に行くから待ってて。」

「うん、分かった。じゃあ、ご飯食べに行くよ。お母さんいつの間にかいないし。」

「あっ、本当だ〜。」

「ただいま~。」


鈴と話していると、お父さんも帰って来た。これで家族全員が揃ったので、晩御飯を食べる。


「じゃあ、お姉ちゃん部屋で待っててね!」


バタバタしながら、鈴が自分の部屋戻る。私も鈴が来るまでは部屋でのんびり待っていようかしら。


「お姉ちゃん、待った~?」

「ううん、大丈夫だよ。」

「分かった~、じゃあ設定始めよっか。って言っても私が手伝えることってあんまり無いんだけどね~。」

「そうなの?」

「うん、だから分かんないことあったら、聞いてね?」


鈴にそう言われながら、ヘッドセットを着けて、目を閉じる。


「ダイブスタート」


目を開けて見るとそこは何もない空色の空間が広がっていた。これは凄いと驚いているのと目の前に灰色のパネルが出てきた。


「何なに、パスワードを決めて下さい?」


パネルにそう書かれていて、よく読んでみると、


ーーーーーーーーーーーーーーー


パスワードを決めて下さい。


※尚、決定後はパスワードは変更することは出来ません。


ーーーーーーーーーーーーーーー


早速分からない。後で、鈴に聞こう。その後も、色々な初期設定をしていく。身長や体重、胸の大きさ等を入力していく。そして、いよいよキャラクター作成が始まった。


「でも、もう夜も遅いし明日にしようかしら。」


そう言ってログアウトした。


「お姉ちゃん、お帰り~、どうだった?分かんないことあった?」

「最初にパスワードを決めるけど、あれどうして?」

「あぁ、それね。あんまり無いんだけどね、他の人に勝手にログインさせないようにする為なんだって。」

「ふ~ん、そうなのね。分かった、ありがとう。」

「どういたしまして~。ねぇねぇ、お姉ちゃんどんな容姿にしたの?」

「ううん、容姿はまだ決めてないよ。」

「えっ、どうして?」

「だって、もう寝る時間じゃない。そういうことだから、鈴ももう寝なさい。」

「本当だ~。じゃあ、お姉ちゃんおやすみ~。」

「うん、おやすみなさい。」


そう言って部屋の電気を消す。明日は休みだからゆっくりと決めていこう。そう考えながら、眠りにつく。

どうだったでしょうか?話が短いような気がしますし、色々と設定が甘いような気がしますが、そこは暖かい目で読んで下さると有難いです。

いつの間にか、ブックマーク付いていて嬉しいです。付けてくださった方々ありがとうございます。また、感想等がありましたら、是非とも書いて下さい。

これからもよろしくお願いします。

次回はキャラクター作成です。

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