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この空の下で  作者: 石川美由紀
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足首病気再発

翔太はナースステーションに入り、ナースに詩織の症状を伝えた。



ナースは直ぐにドクターに連絡を入れた。


すると


ナース「今ドクターが来ますので詩織さんを連れて来て診察室の前で待っていて下さいね」


「解りました、詩織を診察室まで連れて来ます」



翔太は急いでリハビリルームに戻った。



「詩織さんドクターに診察室まで来るように言われたから直ぐに行くよ、まだ足首痛むかい」



「さっきより痛いです 」



大丈夫だよドクターが診察してくれるからと詩織に落ち着くように優しく言った。


翔太は車椅子を押して診察室前に着いた。


ドクターが診察室に入り詩織を呼んだ!


「詩織さん診察室に入って下さい」



翔太は車椅子に乗った詩織を診察室に入れた。


ドクター「木村さんは、外で待っていて下さい、詩織さんをここまで連れて来てくれて、有り難う」



「はい、解りました」


「翔太さん有り難うございました」


翔太は診察室を出て待合室に入り詩織を待つことにした。



ドクターは詩織に何時から足首が痛く成ってきたのかを詳しく聞いて、診察を始めた。


詩織「実は3日前から少しずつ足首が痛み出しました、今日リハビリを始めたらだんだんと痛みが増して…、」


詩織は涙を流し始めた。



「先生私の足首は大丈夫でしょうか?」


ドクター「これから詳しく調べてみます」


ドクターは少し詩織の症状に嫌な予感を感じた。


とりあえずドクターは、痛み止めの処方をして、一旦詩織を病室に帰るように言った。



詩織は、診察室を出て、翔太の待っている待合室に入り診察の事を話した。


翔太「詩織さん大丈夫ですか?」



「はい、先生に治療して貰ったから痛みは無くなりました、病室で待っている様に言われたから、またこれから検査するみたいです」



翔太「大丈夫だよ、ここのドクターは名医だから必ず完治するからな」



翔太は詩織の車椅子を押して病室に戻った。



「翔太さんごめんなさい、せっかくリハビリのお手伝いをして頂いたのに、また足首の痛みで、中断してしまいました」


「俺の心配よりも自分の事だけを大切にしないとダメだよ、早く直してオリンピックを目指して頑張るんだろう」



詩織は翔太の言葉が凄く嬉しく思った、でも私の足首は一体どうして痛みが再発したんだろう?このままリハビリを続けられなければオリンピックに出場出来そうに無いと、また涙が零れ落ちそうになり、悲しく成ってきた、でも翔太さんには、笑顔で応えなければと思い、作り笑顔で応えた。


「翔太さん今日は有り難うございました。此れからまた精密検査をするみたいなので、お帰り下さいね」


泣きそうなのを我慢して、ギリギリの笑顔で話した。

翔太「解った、また明日くるからな、笑顔を忘れないように、ドクターを信じて頑張って病気を治してな」


翔太も詩織が悲しみをこらえて無理に笑顔をしているのが手に取る様に解りもどかしく、辛くなった。


翔太が帰った後にお母さんが来てくれた。


母「詩織具合はどうなの?ドクターから電話があり、再検査するそうだけれど、足首痛むの!?」


「さっき木村先輩とリハビリを始めたら、急に足首が痛く成ってきたの」


母「ここのドクターは名医だから心配ないですから安心してお任せしましょう」


詩織はお母さんと話していると、ナースが迎えにきた。


「朝倉詩織さん診察室まで来てください検査を初めますね」



「はい解りました」


お母さんは車椅子に詩織を乗せて診察室へ入った。



ドクター「詩織さんにお母さんこれから詳しく再検査をします、この病院の優秀なドクター達が立ち会いますので心配は要りません」


母「よろしくお願いいたします」


お母さんは診察室を出て、詩織の病室に戻って検査の終わるのを待っている事にした。



詩織は麻酔をされて眠りについた。



ドクターKは足首の状態が気になり、他の医師達の立ち会いの元再検査を始めた。




一時間経過




二時間経過




三時間が過ぎた




ドクターが詩織の病室にお母さんを呼びにきた。



ドクター「朝倉さん、詩織さんの病気の事でお話があります、診察室まで来てください」



母は診察室へ入りドクターの説明を聞いた。



ドクター「いままだ専門医師が詩織さんの病気の精密検査中です、細胞のチェックをしていますが、残念ながら、再発した可能性があります」


母「再発ですか?詩織は大丈夫ですよね!?治りますよね、先生」



ドクター「詳しくは検査結果を見てからでないと解りませんが、お母さんに伝えておかなくては成らないことが有ります、詩織さんの足首の腫瘍は悪性であると前に言いましたよね」



母はドクターの話をここまで聞いて、嫌な予感を感じてドクターに聞き返した。



「先生詩織は、詩織の足首は治るですよね、オリンピックに出れますよね」



ドクター「足首の腫瘍が転移すると命に関わります、そこでお母さんには、覚悟をして頂く必要があります、それは詩織さんの足首を最悪の場合は、切断しなければならなく成るからです」


母は、ドクターから詩織の足首を切断するかもしれないと言う話を聞いて、その場で気を失い倒れた。



ドクター「朝倉さん大丈夫ですか?、私の声が聞こえますか」



ドクターはお母さんをベッドに運び休ませた。



しばらくすると母は眼を覚ました。すると目の前にナースが母を見つめながら話しかけてきた。



ナース「朝倉さんお身体は大丈夫ですか?」



母「私どうしたんですか?」


ナース「朝倉さんは少し気を失っていただけですよ」


母はドクターの話を思い出した、詩織はどうなったのか心配でたまらなく成ってきた。



母「すみません、娘の詩織は大丈夫ですか?」



ナース「大丈夫ですよ、病室で休んでいます」



母は急いで詩織の病室に向かった。

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