表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この空の下で  作者: 石川美由紀
43/92

代表選考会


タクシーは直ぐに来た。

雅史はうずくまっていた詩織さんをお姫様だっこをして、タクシーに乗せた。



「有り難う青島先輩、少し恥ずかしいです。」


顔を赤くしながらお礼を言った。


「気にしている場合じゃあ無いだろうが!」


一緒にタクシーに乗り、総合病院へ向かった。


タクシーの中で雅史は詩織に話しかけた。


「詩織さんタクシーより救急車の方が良かったのかな?」



「いいえ、救急車だと目立ち過ぎます、後から何を噂されるか解りませんでしたよ、タクシーで案内しました。」


青島先輩の心遣いに喜ぶ詩織



「良かった、俺もそう思いタクシーを頼んだんだよ。」



「まだ足首?痛むかい。」


「うん、少しだけど痛みが和らいできたみたい。」


総合病院に着いて、詩織をタクシーに残して、雅史は車椅子を探しに中にはいった。


しばらくして、車椅子を押して詩織を迎えに来た。


「お待たせ、ナースから借りてきたぞ、」タクシーのドアを開けて、またもお姫様だっこをして、詩織を車椅子に乗せて、病院の中に入った。


「有り難う青島先輩」

微笑みながらお礼を言った。


詩織達は外科療棟のナースステーションへ向かう。


「詩織さん、もうすぐオリンピックの代表先行大会が始まるんだろ?大丈夫なのか?」


雅史は、つい心配になり、詩織が一番気にして要る事を聞いてしまった。

まずかった!?と後悔しながら。



小さく応える詩織



「私も不安・・・です。」



「ごめん、こんな時に」



それ以上に話を続けられない雅史。



ナースステーションに着くと、詩織の母親が声をかけてきた。



「青島くん、有り難うございます、助かりました。」

雅史は、母親の悲しいげな様子に何かあると不安を感じとった。


母親は、急いで詩織が来た事をナースに知らせに行った。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ