発病
代表選考大会まで18日
翌日は、目覚めたら、まだ昨日の病院でドクターから聞いた内容や、足首の腫瘍が頭から離れないままお母さんと顔を会わせた。
「お母さんおはよう!」
「おはよう詩織、今日は学校に行けますか?」
「大丈夫ですよ、友達に病気の事を聞かれるのは、辛いけど、病院のドクターも私の事を良くして頂けるから、私も頑張らなければね。」
「詩織は強い娘に成ってきましたね、お母さんも安心しました。」
朝食を済ませて学校へと登校した。
教室に入ると直ぐに、尚美ちゃんが話しかけてきた。
「詩織おはよう、昨日は病院に行っのかな?私にぐらい連絡しなさい。」
「ごめん!急に病院から連絡があり、急いでいたから尚美に連絡出来なかったの。」
(ホントにごめんね、尚美まだ病気の事を話したく無くて、少し嘘をついたよ)
信子が後ろから声をかけてきた。
「詩織、昨日木村先輩が探しに来たけど、私が上手くごまかして置きましたよ。」
「あ、有り難う信子」
「で!さぁ〜これからが問題ですよ。」
「何が?問題なわけ!?」
尚美が信子に聞き直した。
「実は、木村先輩が直ぐそこに来て居ますよ!
詩織に用が有るみたいです、一緒に来て。」
詩織の確認も取らないで、手を引っ張って、教室を出た。
尚美は信子の強引さに呆れている。
「ちょっと、余り急がないでよ!」
詩織は信子に話した。
廊下に出ると、木村先輩が待っていた、少しドキドキしてきた詩織。
「おはよう詩織ちゃん」
「木村先輩おはようございます。」
木村先輩だなんて呼ばないで、(翔太)と呼んで欲しいな。




