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この空の下で  作者: 石川美由紀
28/92

発病

代表選考大会まで18日


翌日は、目覚めたら、まだ昨日の病院でドクターから聞いた内容や、足首の腫瘍が頭から離れないままお母さんと顔を会わせた。



「お母さんおはよう!」



「おはよう詩織、今日は学校に行けますか?」


「大丈夫ですよ、友達に病気の事を聞かれるのは、辛いけど、病院のドクターも私の事を良くして頂けるから、私も頑張らなければね。」


「詩織は強い娘に成ってきましたね、お母さんも安心しました。」


朝食を済ませて学校へと登校した。



教室に入ると直ぐに、尚美ちゃんが話しかけてきた。


「詩織おはよう、昨日は病院に行っのかな?私にぐらい連絡しなさい。」





「ごめん!急に病院から連絡があり、急いでいたから尚美に連絡出来なかったの。」


(ホントにごめんね、尚美まだ病気の事を話したく無くて、少し嘘をついたよ)

信子が後ろから声をかけてきた。


「詩織、昨日木村先輩が探しに来たけど、私が上手くごまかして置きましたよ。」


「あ、有り難う信子」



「で!さぁ〜これからが問題ですよ。」



「何が?問題なわけ!?」

尚美が信子に聞き直した。


「実は、木村先輩が直ぐそこに来て居ますよ!

詩織に用が有るみたいです、一緒に来て。」

詩織の確認も取らないで、手を引っ張って、教室を出た。


尚美は信子の強引さに呆れている。



「ちょっと、余り急がないでよ!」

詩織は信子に話した。



廊下に出ると、木村先輩が待っていた、少しドキドキしてきた詩織。



「おはよう詩織ちゃん」


「木村先輩おはようございます。」



木村先輩だなんて呼ばないで、(翔太)と呼んで欲しいな。


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