予選会14
屋上に着くと、木村さんは、ベンチに座り、私を手招いてくれた。
隣に座った。
「急に呼び出した見たいで、悪かったな、俺は皆が噂するような、ブランド志向なんかじゃ無いからな。良く見てくれ、そんなもの身に付けていないだろう。」
私は、木村さんの服装を見た、ホントに普通の服装をしていた、ブランド品なんて、見当たらない。
「そうですね、皆さん木村さんの事を知らないんだね」
「木村さん、何か私に用が有るんでしょうか?」
俺は前から、詩織さんのファンなんだよ、今度オリンピックの代表選考大会があるんだろう、オリンピックに出て、金メダルを取るのは、詩織さんしかいないだろう、応援をしたいたけなんだよ。それに、親父も詩織さんファンで、ジュニアチャンピオンに成った頃から、知っていたよ。
「有り難うございます。」
「だから、親父も詩織さんのスポンサーをしても良いよと言っていたからな」
「スポンサーですか?」
「そうだよ、代表選手に成れば、スポンサーが必要になるからな。」
「まだ、そこまで考えていませんでした。」
木村さんは、私にこれからは、スポンサーとして、スイミングクラブにも、いくらでも援助してあげるし、私が代表選手になれば、強化合宿費用や海外への旅費など全て、援助して頂けると、話してくれた。
「それで、是非とも俺の親父に改めて、紹介したいので俺の家に招待したいのだがどうかな?」
「有り難うございます、是非とも伺わせて頂きます。」
私は足首の痛みを忘れていた、為につい、これは良いお話を頂いたと思い、直ぐに返事をした。




