予選会11
同じ時間帯に自宅では…
病院から電話が入る♪
「ハロー〜総合病院の外科診療のドクターKです、朝倉詩織さんのご自宅でしょうか?」
「はい!母親です…」
「娘さんの病気の結果が解りましたので、詳しくご説明致しますから直ぐに此方の総合病院までお越し願います、宜しいですか!?」
「娘の容態は悪いんですか?先生!?」
「はっきり言って善く有りません!」
電話では、説明出来ないから、ドクターは、病気へ来て頂きたいと言っている、母親は、目の前が暗く成った!
どうしょう!?詩織が・・・・
あの娘のオリンピックの夢はどうなって・・・
母親は涙が止まらなく流れ出した。
急いで総合病院へ向かう。
病院の外科療棟に着き、ナースステーションへ・・・
受付にドクターから呼ばれた事を告げた!
「はい、承っています、朝倉詩織さんのお母様ですね、暫くお待ち下さい。」
ナースから呼ばれて診察室に入って行った。
「ドクターから、朝倉詩織さんのお母様でしょうか?」と聞かれた
「はい、朝倉詩織の母です。」と応えた。
「話が長く成りますので、椅子にお座り下さいね。」
ドクターに座る様に勧められて、椅子に座った。
詩織の診察結果を長々と説明をしてくれた。
「この結果を判断しました所、娘さんの足首には、悪性の腫瘍が見つかりました!骨肉腫瘍です」
「直ぐに手術をしないと、全身に転移するかもしれません、良くご家族で相談してから、私の所へ来て下さいね。」
母は、涙が止まらなく流れだした。
先生!?詩織はもう直ぐにオリンピックの代表選考大会が有るんですよ…
「せめて!・・・大会が終わるまでは、娘に診察結果を知らせたくない…」泣きながら先生に告げた。
「貴女の考えやお気持ちは、良く解りました、今日は一旦お家に帰られて、ご主人と相談してください。」
先生…あの娘はまだ15歳なんですよ…
私には…どう、話し掛けたら良いのか解らない…




