予選会8
コーチは、私に軽いスイミングメニューが書いてあるスケジュールを渡してくれました。
中身をみて、唖然とした!
スケジュールには、トレーニングルームでのストレッチと1日30分程度の軽い平泳ぎだけだった。
余りのショックでコーチに聞き直したら・・・
「詩織は、先ず自分の身体の事を第一にしなさい!」トレーニングは、病気が完治してから、やれば良いことだ、絶対に私の指示に従う事、と私に強く言ってくれた。
「しょうが無いよ、詩織は、先ず病気を治さなけれ成らないのは、解って要るでしょう♪」
ミサが優しい言葉を掛けてくれた。
「うん、解って要るんだ!ホントは…」
でも・・・・
代表選考大会が来月から始まる、出れなければ、私の夢が終わってしまう・・・
皆の応援に答えなければ成らないのに・・・
お母さん、詩織は、どうしたらいいの・・・どうしょう…わからない…。
私は土曜日と日曜日は、コーチから渡された通りにスイミングメニューをこなした。
ほかの仲間の泳ぎ方を見学したり、上半身のトレーニングを中心にストレッチをした。
気分が冴えない週末を過ごすのは、つまらない…
早めに、スイミングクラブをでて、気分転換に公園に散歩をしながら、考え事をしても、やはり代表選考大会の事が頭から離れない!
焦らない様にしよう・・・
スイミングの事を考え無いようにしょう・・・
別の事に方向転換しょうと思ってもやはり・・・
オリンピックの代表選考大会の事に頭が、思考が・・・
つい、つい・・行ってしまう!
ホントにオリンピックに行けるんだろうか?
今までの努力や苦労、皆の応援に答えなければ・・・
考えれば・・・
考えるほど・・・
早く練習をしたい・・・
オリンピックに出たい・・・
私の心の中で、自分自身の声が木霊する・・・




