予選会6
詩織は、麻酔から目覚めた。
ナース「ドクター詩織さんが目覚めました。」
ナースは、私に問いかけてきた。
「詩織さん、大丈夫ですか?意識はちゃんと有りますか?何処か具合の悪い所が有りませんか?」
「少し、頭がフラフラします」
「大丈夫ですよ、詩織さんは麻酔から、覚めたばかりですから、時期に良くなりますよ。安心して落ち着きましょう。深呼吸をしてみましょうね」
ナースさんに言われた通りに深呼吸をしたら、少し落ち着つた。
「はい、だいぶ楽に成りました」
では、ドクターの所へ行きましょうね、とナースに言われた。
診察室に行き、ドクターに説明を受けた。
「まだ頭痛やふらつきが有りますか?」
「随分楽に成りました、大丈夫ですよ。」
「今日の検査結果は判り次第にご自宅の方に連絡しますね、そしたらまた、病院に来てくださいね」
「私からの注意事項が有りますよ、良く聞いて置いてね」
「先生なんでしょうか?」
「慌てないで、落ち着いて聞いて下さいね、私が許可するまでは、足首に負担の掛かる様な激しい運動は、控えて下さいね」
「解りましたか?」
「先生、もう直ぐにオリンピックの選考大会が始まるのですが、バタフライは、ダメでしょうか?」
「詩織さんは、ジャニアチャンピオンなんですね!ナースから聞きましたよ、でも今足首に負担を掛けると悪化する可能性がありますので、私が許可するまでは、ゆっくりした、ストレッチ程度のメニューをこなして欲しいですね」
ドクターは「解りました、私からスイミングクラブのコーチに話して置きますよ」
と私に言ってくれた。
「有り難うございます、先生、宜しくお願いいたします」
「はい、ではお大事に」
診察室を出て、皆が待っていた待合室に行く。
信子「詩織、お疲れ様でした。大丈夫だった?」




