第一章 第1話「静かな願い」
※殺人描写あり。
初投稿作品です。大目に見てください。
コメントしてくれるとありがたいです。
― 高層ビル5階にて ―
私はいつも1人だった。
ずっと、孤独だった。
「まて、待ってくれ‼︎ 俺は、騙されただけなんだ!」
でも、この時だけは違う。
今の時間だけは――
1人でも、生きていける気がした。
「じゃあ、この写真はどう言い訳するの?
ここに写ってるの、貴方だと思うけど」
「それは……俺じゃない!違うんだ!
あいつが…あいつが悪いんだ!」
言い訳なんてできない。
「そう…わかった。じゃあ許してあげる。
ほら、逃げて。」
私はターゲットを離し、
銃の照準を相手の頭に合わせた。
「ありがとうございます!
やった…これで…逃げれ…」
パァン!
静かな銃声が、部屋中に響き渡る。
「この人じゃなかったんだ。
また、私は…」
部屋が静かになると同時に、
私は本音を漏らしてしまう。
「また…余計な事を…考えて…」
感情を殺さなきゃ、前には進めない。
だって私は――
この世界を守るヒーローなのだから。
仕事が終わってから考えることは、いつも殺した人のことだった。
でも誰かがやらないといけないと思うと、
いつも思考をぐるぐると巡らせていた。
洗っても洗っても取れない血をみると、「お前は人殺しだ」と言われてる気がして
胸が苦しくなり、吐き気もした。
今になって分かったことは、「憧れだけじゃ偽善は成り立たない」ってこと。
たとえ自分がいなくなったとしても、みんなが笑顔でいてくれる。
そんな世界を、目指したいと思っている。
「もうこんな時間か。明日の学校の準備をしてから寝ようっと。」
私は明日の学校の準備をしてから眠りについた。
…つもりだった。
(眠れない……!)
殺した人の家族の事を考えてしまって眠れない。
こんな時には、ストレスを発散しないと。
…たしかここらへんの床板に…
カチッ
家の下が仕事用の射撃訓練場(物置部屋)でちょっと撃っていこう。
的に狙いを定めて…
パァン!パァン!
ふぅ……こんなもんかな。
ちょうど良く眠くなってきたし、そろそろ寝るか。
キャラクター解説。その1
主人公 ???
名前は2話で明かします。
高校1年生 15歳。
自分の事があまり好きではない少女。
自分の正義の為に人を殺すが、
その罪悪感から押しつぶされそうになっている。




