第4話 宅配司書ができるまで ⑰
つぎは、『デイジー、スパイになる』です。
デイジーちゃんがスパイのことばをしゃべってもだれもわかってくれません。
でもさいごはおかあさんがやってきて、いっしょにスパイになってくれる。
わくわくのきもちになりました。
だいあんさんがいっしょにごはんをたべたりほんやさんにつれていったりしてくれたとき、おなじきもちになりました。
さいごはまた、とおいくにのほんです。
『なまえのないねこ』
わたしもなまえをもらいました。
らゔぇんなっていう、あたらしいなまえです。とってもうれしかったけど。
このねこみたいに。
わたしはじぶんのなまえじゃなくて。
よんでくれるひとをずっとさがしてたのかなって。
そうおもいました。
なまえをよばれて。
だきしめられると、じーんとします。
しくしく。
どかん。
わくわく。
じーん。
そういうの、ずっとわたしのなかに、なかったです。
ほんをよんでそういうのがあるってしってたけど。
わたしにきたこと、なかった。
わたしにやってきたのはいいことだとおもいます。
とてもいいことだと、おもいます。
☆彡ブックトーク部分参考文献
『へいわとせんそう』 たにかわしゅんたろう/文 Noritake/絵 ブロンズ新社
『ランパンパン』 再話/マギー・ダフ 作/インド民話 絵/ホセ・アルエゴ 訳/山口 文生 評論社
『デイジー、スパイになる』 ケス・グレイ/作 ニック・シャラット/絵 よしがみ きょうた/訳
小峰書店
『なまえのないねこ』竹下 文子/作 町田尚子/絵 小峰書店




