外務猫<どうして重要な国際会議にオブザーバー出席なんですか
初投稿です
統一歴1845年 首都アイゼンバーグ アイゼンバーグ城
列強の一角イズマシュ連合王国の首都アイゼンバーグで、東西両大陸の全列強が集まる国際会議が開かれた。
その議題は昨年になってから風聞として広がりだしていた魔王復活に関するものが主題としてである。
会議は紛糾こそしていないが、深く踏み込んだあれこれも決まりそうな気配も無い。
なにせ未だ情報が予言と封印の緩みが確認されている事しかわからないからだ。
緩みが具体的にどれだけの猶予時間を与えるのか、具体的な出現位置は、それすらも解らなければ具体的な行動も取れないのが実情だろう。
宗教的権威のあるサイメリア聖教国のハイエルフ達が具体的な予言に時間が掛かると告げると、会議は当面の国家同士の争いの停止という方向に向いた。
なおここまで大日ペ帝国の首相はオブサーバー席で精霊樹の果実ジュースと瑞穂大陸で自生していたコーヒーを飲んでいただけである。
意見を求められてもいないのならば、喋る権利も無い。
未だ列強になってこそいるが順位が番外として異物扱いされているので仕方がないのであった。
最も首相はそんな事欠片も気にした様子もなく、秘書猫がもっぱら嫌そうな表情をしていただけだが。
産業革命をこの世界でも成し遂げた列強首位イズマシュ連合王国の宰相ドラゴニュート人は皮肉げに会議を端的に口にした。
「危険が迫らなければ我々は何も決められないと来た、とんだ知性のゼリー寄せだな」
この世界でも植民地経営をし紅茶をキめている畜生の系譜は変わらずの様だ。その割には大陸干渉失敗して強国が二つになってますよ。
結局のところは多国間友好防衛条約を列強間で取り決めて、他国の防衛戦争に対して物資と部隊の支援を行うという形に収まった。
裏を解せば対日ペ防衛条約でもあるのだが、いいのか、そんな参戦国が制限なく増える条約なんて締結して。最悪の手段が連打される未来がワンチャンあるぞ。
ちなみに列強以外の中小国家は例外なく列強に協力する事を強制されました。仕方ないね。世界の危機だから多少はね?
中小国猫<どうして
大日本ペイント帝国の近況。
工業力が民需工場で80、軍需工場も60、造船所が45 合計工業力185.これは傀儡の中華民国を失った結果喪失した工場が多い事に由来する。
経済法は民間経済で徴兵法は制限徴兵。閣僚や設計会社、参謀類はお好みである。
現在の主力は自動車化歩兵48個師団、海兵隊4個師団、海軍240隻+補助艦。あと空軍。
機甲師団は戦車の生産が間に合わず未だ充足が終わっていない3個師団のみ。後は植民地・離島警備用軽師団48個
最大動員時は師団数が膨れ上がるのは目に見えているが、平時の今は36年当時に比べれば膨大だがこれでも削りに削った数字である。
ソ連なんて最大動員数2000万人とか行くんだから恐ろしい。日ペなんて常識の範疇である。
なおこの世界はまだ19世紀初頭みたいなもんだから膨大に見えたりした。警戒されるのも仕方なし。
魔王復活の予言だとかでインフラ整備を終えた建設ラインには順次民需工場を建てるべく工業力がつぎ込まれることに。
首相は面倒くさそうに海兵隊の師団編成を戦車大隊と自走対空砲・自走対戦車砲を入れた重装化師団に変更した。
何が来ても初手で躓くことは避けたいという考えである。仮想敵は勿論ソビエトロシアであった。
例え異世界に行こうが常に想定される敵で一番ヤバいのがソ連なんだからしゃーない。
列強猫<どうして
音割れソビエト国歌すき