表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/20

海軍猫<どうして海賊が襲ってくるんですか

初投稿です(大嘘)

赤煉瓦の海軍省では今日も海軍猫たちが業務に忙しそうにしている。


「島嶼部の海軍基地敷設準備ヨシ!」


「航空基地敷設準備ヨシ!」


「敷設部隊は出荷よー」


忙しそうだと思ったが、案外大丈夫かもしれない。

敷設部隊の指揮官が趣深い表情で出荷されていく図から見ても余裕がありそうである。


そんな海軍省に一本の電話がやってきた。

電話を受け取った海軍猫はすぐさま担当部署の猫へと電話を繋ぐ。


「どうして第一村人発見が捕虜なんですか」


電話を受け取った偉い猫の第一声はそれだった。



偉い猫<どうして



一方たどころ首相官邸では海軍省からやってきた連絡と合わせて協議が進められていた。


「海賊はとりあえず沈めていいでしょ。邪魔だし」


首相の面倒くさそうな表情からは次の議題に移りたいという意思が見て取れる。

そして海軍猫がせやな、という表情で頷き言葉を続けた。


「幸いにして言語はなぜか通じるので、近くの港町へと寄港する目途が立ちました。それ以上の調査は結果待ちです」


「西側の海域では航空機で大陸の発見が出来ましたので東側にも期待できそうですな」


陸軍猫が出征先を求めて口を挟んできた。まぁ元々42年に対連合戦する予定だったから仕方ないね。

この世界でも列強の一角として生きていきたいという気持ちは全員に共通している。


元の世界では列強にあらずば人にあらずと言わんばかりの暴政祭りなのだから当然だ。

大日本ペイント帝国とて生きる為に列強になったクチだ、これからも他国の干渉を受けずに生きていきたいなら強くなければならない。


「とりあえず砲艦外交かなー?」


いつの時代も相手の玄関口にデカいモノで乗り付けて威圧すれば割合なんとかなるものである。



現地猫<どうして



現地の小王国をとりあえず砲艦外交で土下座させた大日ペ帝国。

得た情報から西大陸の情勢は簡単に説明すると、このには四つの列強が存在。

大陸西部にロイス王国、中央部にエルライン帝国、北部にサイメリア聖教国、東部にネイランド共和国が存在しており、

時代はナポレオン戦争後に相当し、魔法と科学が混在する不思議世界なんだそうな。


つまり今なら科学力を上げて物理で殴れば列強入りは楽ちんちんという訳である。


同時に東側にも大陸が存在しており、そちらは大陸西部をドルトムント帝国、東側をクリスティア連邦、

西部の一部と大陸からほど近い島にイズマシュ連合王国が三列強として存在しており、中央部に中小国家が離散集合しているそうだ。

西大陸における南部も中小国家が固まっている所で似ている。


情報を絞り上げたあと、大日ペ帝国が取った方策は西大陸南部の保護国化である。


勿論これは西大陸の他の列強に喧嘩を売る行為であり、戦争をする気でやっているのだから当然だ。


西大陸は一気に争乱の時代へと叩き落とされることになる。


列強猫<どうして


続きません

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] えっ続かないの!!! だって連載中ってなっているんデスもの。 いやしかし猫故の気まぐれって理論が成立する可能性も…… それに作者も妖怪故に神出鬼没って噂だし(事情通の業界人談)。 まぁイ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ