登場人物紹介 ~領地改革編~
本作は『辺境伯令嬢はペンタブの魔法使い』の続編となります。
前作を読んでいない方は、登場人物紹介に目を通していただければ単体でもお読みいただけます。
◇領地改革編◇
マルチェリーナ・アメティースタ (チェリーナ):
主人公。18歳。赤毛に琥珀色の目。
8歳のときに病気で生死の境を彷徨ったことがきっかけで、前世(桜井ちえり:享年16歳)の記憶を取り戻した。死ぬ間際に所持していたペンタブで、絵に描いたものを実体化する魔法を使えるようになる。
フォルトゥーナ王国唯一の創造魔法使い。
結婚により、プリマヴェーラ辺境伯令嬢からアメティースタ公爵夫人になった。
明るくて気さくな性格だが、物事を深く考えず忘れっぽい面も。
クリスティアーノ・アメティースタ (クリス):
20歳。白金の髪に紫の目。母親似の美人。
フォルトゥーナ王国第3王子で、結婚に伴いアメティースタ公爵位を賜る。
子どもの頃はわがままで口が悪かったが、成長するにつれ優しくなった。
水魔法使い。
チェーザレ・プリマヴェーラ:
42歳。プリマヴェーラ辺境伯。チェリーナとチェレスの父。
赤毛に琥珀色の目。無精髭の時は山賊に間違えられるが、髭を剃ると男前に変身。
娘に甘い。身長2メートルを超える体躯を持つ、王国最強の男。火魔法使い。
ヴァイオラ・プリマヴェーラ:
39歳。プリマヴェーラ辺境伯夫人。チェリーナとチェレスの母。
金髪碧眼。儚げな美人。美女と野獣夫婦。風魔法使い。
チェレスティーノ・プリマヴェーラ (チェレス):
20歳。チェリーナの兄。赤毛碧眼。
子どもの頃は金髪で美少女のようだったが、成長期を境に父親の血が前面に出てきて、2メートルくらいに成長した。最初に発動したのは風魔法だったが、後から発動した火魔法の方が強くなった。
カレンデュラ・プリマヴェーラ (カレン):
18歳。金色がかったオレンジ色の巻毛に新緑色の目。土魔法使い。
チェレスと結婚してカレンデュラ・フィオーレからカレンデュラ・プリマヴェーラに名前が変わった。実家の家族は、美人な父ジェルソミーノと母ビアンカ、そして4歳年上の兄トゥリパーノ。
マルティーノ・ジョアン:
37歳。赤毛に琥珀色の目。チェリーナ、チェレスの叔父。
サリヴァンナと結婚してジョアン侯爵家に婿入りした。
サリヴァンナ・ジョアン:
32歳。ジョアン侯爵家の一人娘。
結婚後、お腹が空く暇がない程次々と子どもを産む。今のところ男の子5人の母。
マルティーナ(ティーナ):
15歳。赤毛に琥珀色の目。マルティーノの先妻の子。
チェリーナ、チェレスのいとこ。ダニエルと結婚。
ダニエル:
28歳。茶色の髪に茶色の目。マルティーノ、マルティーナの命の恩人。
プリマヴェーラ辺境伯家の騎士。
アルフォンソ・アルベルティーニ:
19歳。薄い茶色の髪に緑の目。チェリーナ、チェレス、クリスの幼馴染。
風魔法使い。領都マヴェーラで一番大きな商家の跡取り息子だったが、店は弟に譲り、アメティースタ公爵領でクリスの事業を手伝うことに。子どもの頃はおっとりしていたが、やり手の商人に成長。
ラヴィエータ・アルベルティーニ:
18歳。乙女ゲームの主人公。エベラ男爵の庶子。光魔法使い。
生みの母が死んでしまい、14歳の時に男爵家に引き取られた。
アルフォンソと結婚してラヴィエータ・エベラからラヴィエータ・アルベルティーニに名前が変わった。
ガブリエル・ガルコス:
20歳。王宮魔術長ガルコス公爵の息子。黒髪に濃い青い目。妻とは学生結婚し、2歳の娘がいる。
オルランディーヌ・ガルコス(結婚前はオルランド・ジャルディーニ):
21歳。クリス様たちの1学年上の先輩。首席で卒業。
見た目も性格も王子様的な男装の麗人で、女子生徒に大人気だった人。
ガブリエルとの結婚を機に、オルランドからオルランディーヌに改名。
ジュリオ・アゴスト:
20歳。騎士団長ベルティーニ伯爵の息子。亜麻色の髪に緑色の目。
ルイーザと結婚してアゴスト伯爵家に婿入りし、ジュリオ・ベルティーニからジュリオ・アゴストに名前が変わった。
ルイーザ・アゴスト:
18歳。アゴスト伯爵の長女。茶色の髪に茶色の目。チェリーナとは8歳の時に知り合い友達になった。
パヴァロ・ロッティ:
18歳。チェリーナの元クラスメイト。めっちゃ歌上手い。
マリア・ロッティ:
17歳。めっちゃ歌上手い。
パヴァロと結婚してマリア・アカラスからマリア・ロッティに名前が変わった。
ファエロ・バルトラ:
20歳。宰相バルトラ侯爵の息子。金褐色の髪に金色の目。
成績優秀な切れ者。婚約者がまだ学生のため、友人たちの中で唯一の未婚。
アルベルト・アルベルティーニ:
17歳。薄い茶色の髪に緑の目。アルフォンソの弟。
セバスチャン:
プリマヴェーラ家のおじいちゃん執事。最近引退して息子のセスに職を譲った。
カーラ:
27歳。プリマヴェーラ辺境伯家の侍女。ミケーレと結婚して3人の子持ち。
ミケーレ:
26歳。プリマヴェーラ辺境伯家の騎士。カーラの夫。
ユリウス:
エスタンゴロ砦の責任者。お酒好きで、隙あらばチェリーナからワインをせしめようとする。
~王家の人々~
グラツィアーノ:
国王。クリスとその兄弟の父。遅くに出来た娘のクラリッサ(クララ)2歳を溺愛している。
クラウディア:
正妃。クリスとクラリッサの母。クールビューティ系の美人。
アルビーナ:
側妃。第1王子、第2王子の母。控えめな人。
アドリアーノ:
第1王子(王太子)。文武両道な上に人格者でもある。
家族は妻ディアナ、長男アントニーノ(トニー)、次男、三男。
ファビアーノ:
第2王子。ディリジェンテ侯爵家の一人娘と結婚して臣籍降下した。
近衛騎士団長として兄を支えている。家族は妻、長男。
マーニ:
無人島で出会った神獣。体毛は真っ白で、宝石のような青い目をしている。
見た目の愛らしさに反して割と辛辣。
初代プリマヴェーラ辺境伯のプリマヴェリオを守護していた。現在はチェリーナと契約中。
■チェリーナが魔法で出したもの■
りんご: 見た目はアレだが味は普通のりんご。チェリーナが初めて魔法で出したもの。
治癒の魔法具: 通称ラップ。元々の名前は"強力治癒効果付き! スグニナオールEX"だったが、長すぎるため忘れ去られた。ラップ状なので、怪我に巻いたり貼り付けたりして使用。
回復の魔法具: 通称ゲンキーナ。イチゴミルク味の回復薬。飲むと元気になる。飴タイプもある。
ミエナイン: 表にして着用すると姿が消えるマント。裏地は迷彩柄。
トアミン: テグス製の投網。魚を捕まえるつもりが、主に盗賊を捕えるのに使用。
ハヤメール: タケトンボ型の手紙を届ける魔法具。使い方次第で人探しにも対応可能な優れものだが、木に引っかかりやすいのが難点。
トブーン: 空を飛ぶベンチ型の乗り物。高速トブーン(早い)と最速トブーン(もっと早い)もある。
火消し君スーパー: ハヤメールの絵のプロペラ部分に穴を書いてスプリンクラーにしたもの。火消し君スーパー温水タイプはお湯が出るので、シャワーとして使用。
斧の魔法具: どんな人でも一撃で木を切り倒せる。人間への攻撃はできない。
結界のマント: ミエナインに結界効果をプラス。
結界のどんちょう: カーテン的な布に結界効果を付与したもの。
結界のリボン: リボン型結界。身に着けている本人だけでなく、手を繋ぐなど体の一部に触れると、触れた相手も守ってくれる。
低反発クッション: トブーンの座席に敷くために出したが、大きさを変えることでベッド(マットレス)代わりにもなる。
アイテム袋: 当初は一部屋分ほどの収納力だったが、現在使用しているものはコテージが丸ごと入るほどの収納力がある。
屋台: 当初は商売用ではなく、お弁当やおみやげを配るために出したもの。後に孤児院へ寄付。
ホットプレート: 子ども達でも屋台で安全に調理できるように考えたもの。孤児院へ寄付。
通信機: 見た目はスマホだが、出来るのは通話のみ。
録画機: プロジェクター内臓のビデオカメラ。
プリンター: 録画機で撮影したものを印刷できる。
ドライヤー: 髪を乾かす普通のドライヤー。
高速救助船: 転覆しない早い船。
バルーン: 空を飛ぶ気球型の乗り物。
コテージ: 間取りは2LDK+ロフト。ウォシュレット、シャワー、水道、冷蔵庫、ガスコンロ、電子レンジ等、現代日本並みの設備。
お弁当: お弁当シリーズは箱の絵に"ハンバーグ弁当"等と書き込むだけ。便利。
飲み物: 500ml位の紙パックの絵に"りんごジュース"等と書き込むだけ。便利。
お菓子: こちらも箱の絵に"いちごのロールケーキ"等と書き込むだけ。便利。
ワイン: 紙パックタイプの"おいしい赤ワイン"、"おいしい白ワイン"と、ボトル入りの"究極の赤ワイン"、"究極の白ワイン"、"究極のロゼワイン"がある。
■前世でプレイしていた乙女ゲームの名前
『ウィール オブ フォーチュン ~回り始めた運命の輪~』