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有と無と私

作者: 武田道子

有と無と私 


もし私の未来が見えたなら

私はどんな生き方をしているのだろうか

もし見えないものが見えたら

私は

幸せになるのだろうか不幸になるのだろうか


見えるものだけを見て生きている私は

地球を動かしている

宇宙を存在させている

ただならぬ見えない力を忘れている


見えない力が

私を大地にしっかりと引き寄せ

私の毎日の原動力になり

私の生命を支配している


私はその見えない力が

どこにありどこから来るのか

知らない


知らないまま生きている

人はそれを自然の成り行き

と呼ぶ


人の薄っぺらい能力は

計り知れない未知のものを

脳から抹殺する


見えないものは存在しないもので

存在する見えないものは

無である


しかし

無の存在なくしては

有の存在はありえない


私の存在は

長い宇宙の無となった歴史が創造した

有の存在なのだ


私の未来は無限と言う見えないものの中で

時間と言う地球的な有によって

前へ前へと流されている


私は委ねる

見えないものの中へ

その中から見出されるかもしれない

大切なものがあると信じて





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