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メイドは敵?味方?

突然の更新延期で申し訳ありませんでした。

ラストまで頑張りますのでよろしくお願いします

メイドがこちらに来ると思った瞬間、あっという間にドーラに近づき縛り始めてしまいました。

どういう事でしょうか。

私が驚きながら見ていると別のメイドがいつの間にか近づいて来て縄をほどいてくれました。

何がどうなっているのかと混乱中しながらもドーラの怒鳴っている声に耳を傾けます。


「なんでわたしを縛るのよ!!

 ジーナはわたしの命令を聞いてくれるんでしょ!!

 私じゃなくて縛るのはあっちなのよ」


「私が命令を聞くのはあるじ様だけです。

 私の主はあなたではありません。

 それとあなたが言っていた最終イベントは何も準備していません」


「なっ!!わたしに仕えるって言ったじゃない!!

 嘘つき!!あなたもあの女の手先なの!?

 どうして思う通りに動いてくれないのよぉ。

 最終イベントはあの女に起こしてもらわないとうまく行かないのよ」


最終イベントと言うのはマーケットを襲ったりお城を襲うイベントの事でしょうか。泣き叫ぶドーラにジーナと呼ばれたメイドは淡々と告げていきます。


「私は”主様に頼まれて貴女に仕えることになりました”と言いました。

 頼まれて仕えただけですので、優先順位は主様です。

 主様から貴女が他人を傷つけるようなことをとったら拘束しろと言われております。

 ですから、貴女はそのまましばらく眠っていてください」


そういうと首元に手刀を落とし、ドーラは完全に沈黙してしまいました。

見事な手際の良さです。

次は私でしょうか・・・。

縄は解かれましたが、彼女が私を助けると言う保証はありません。

ここはどうするのが正しいのでしょうか。

それにしてもドーラを拘束したメイドも私の縄を解いてくれたメイドもそっくりです。

双子なのでしょうか。


「こちらへどうぞ」


考えている間にメイドに促され私は部屋を出てメイドについていきます。

先程の部屋からはわかりませんでしたが、日が傾いています。

私が資料の整理をしていたのがお昼前です。

そしてここは王都ではありません。

どうみても郊外、下手したら国境近辺ではないでしょうか。

そう思う理由は廊下の窓から見える木の葉です。

王都に植えられている木は四季によって葉の色が変わるのです。

ただ、同じ木でも王都以外の場所で植えた木の葉は色は変わりません。

これはどの国でも同じなのです。

魔法のない世界でなんで?とか思ってはいるのですが、これはそういうものだと誰もが思っていて詳しい理由はわかりません。

この木以外でも結構、不思議な物がこの世界にはあるんですよ。

これはやはり元がゲームの世界だからこその現象なのでしょうか。

深い事は気にしてはいけないのでしょうね。


話を元に戻しますが、ここから見える木の葉はかなり散っているのです。

この木は王都から離れれば離れる程、葉が落ちる季節があるのです。

王都から少し離れると葉は落ちないけど1年中緑。

どんどん遠くなると葉の色は変わらなく、秋冬になると葉が散り、春になるとまた青々と生い茂ってくるのですよ。

そんな訳でここは王都から結構離れた場所と言う事になるのですが、電車も車もない世界です。

馬車で王都から3,4時間でこんな遠くまで来るのは無理です。

どういう事かと考えながら歩いているとある部屋に案内されました。


「もう、まもなく主様が参りますのでお待ちください」


「あの、ここはどこなんでしょうか」


去ろうとするメイドに私は思い切って声をかけました。


「ここは隣国との国境近くです。

 私が貴女様を襲ったのは昨日ですから1日は経っています」


無表情でそう告げるとメイドは部屋を出ていきました。

って丸1日!?

いや、1日で国境沿いまでこれたかしら。

まさか夜通し走って来たとかなの?

というより私はそんな状態で全く気付かなかったとかってどういう事ですか!!

そして主様って誰なんでしょうか。

今回の黒幕?

どちらにしろ未だに危険は去っていないと言う事でしょうね。

見たところ2階のようですから窓から外に出るのも可能かもしれませんが、国境近くとしかわかっていない状態で外に出るのは危険です。

この近くに街や村があるのかもわからないのです。

ましてやこの窓から見える景色は木々ばかりなので、夜も近くなっている今、飛び出したら危険です。

かといってここにとどまっていると言うのも安全かといわれるとNOとしかいえないですよね。

でもまずは情報収集しかないです。

といってもこの部屋なにもないし・・・。

部屋を見渡してもあるのはソファーとテーブルだけ。

何もなさすぎじゃないでしょうか。


「何か探し物?」


「現在地が分かる物がないかと・・・」


反射的に答えてから慌てて声の出所を探すととフード付の紺のローブを着た男が正面に座っていました。

え?ドアが開いた気配もなかったのになんでいるの?

そしていつの間に正面に座っているの!?

全く気付かなかったんですけど!?

というより、そのローブはどこかで見た記憶があるんですが・・・。


「あ?気付いた?俺死神でっす」


え、まさかの死神登場!?

一体全体どうなってるの!!

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