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詩*あなたと*

君が夢みてる夜

作者: a i o

煙草の切っ先だけが

明るい夜

泣き言をのみ込んで

悲哀を秘めた

星座ばかり探してる


誰かが

目覚めてる窓を繋いで

寂しさを紛らわせてみても

君が夢みてるなら

どこにも繋がりやしない

そんな気がして


薄れてく白い煙

どんな風に覚えていて

どんな風に忘れていくんだろうって

見つめた先から

消えてく

夜に透けてく


誰かが

眠れない夜を繋いで

やるせなさを紛らわせてみても

君が夢みてるなら

どこにも続きやしない

そんな気がして


君と

繋げない

続かない

日々がまた過ぎ行くのだとしても


風に舞い散る(やわ)な灰

どんな風に

どんな風に

君は

忘れていくんだろうって

潰した切っ先

明かりを消して


今はただ


君が夢みてる

この夜を安らかにするために





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― 新着の感想 ―
[良い点] 喫煙家は夜の街に何を想いながら煙を吸うのか。 なかなかに浪漫を感じる詩ですね。 ご投稿ありがとうございました。
2015/09/11 10:42 退会済み
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