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第七話

今日で夏休みも終わりだと思うと憂鬱ですね。

「お、見えてきたな」


街を出てから数日、道中に特に何かあるとういわけでもなく、首都ヘントリアへの入口が見えてきた。


ヘントリアの街は四方の門からしか出入りすることができず、厳重な警戒がされている。

なぜかというと、ヘントリアはこの国の王族はもちろん他国からも来訪者がきたりするため、国際問題などにならないようにするためである。

今では魔族の侵入を防ぐことのほうがメインになってはいるものの、門にいる守衛の実力は相当のものらしい。


そして、門まで到着すると守衛に話しかけられた。


「何者だ、ここから先に進むならば名を名乗れ」


「スレイという。ここにはギルドの依頼を遂行するためにやってきた」


俺はそう言ってパーソナルカードを見せる。


守衛はパーソナルカードをなにか水晶のようなものにかざした。


「確かに。入っていいぞ。ただしその馬車はここで預からせてもらう」


俺はそう言われたので馬車を降りて先に進もうとしたが、ふとある疑問が湧いてきた。

俺は前にもこの街に来たことがあるがこんなにも厳重な体制ではなかったはずだ。


魔族というのは基本的には夜行性で昼間に現れることはめったにない。

そのため昼間、守衛は一人でこの門を守っているはずなのだ。

だが今は昼間なのに三人もの守衛がこの場にいる。


俺は何かあったのかと守衛に訪ねてみると、


「ああ、一週間前に南の門が何者かにより襲撃されるという事件が起こったんだ。幸いなことに侵入されるということはなかったが、念のため厳重警戒をしているんだよ。まあ、あれから全く被害もないからもう大丈夫だとは思うけどね」


ということを教えてくれた。


襲撃とはなんとも物騒な話だ。

俺の滞在中に何も無ければいいのだがな。


========================================


ヘントリアの街の中に入った俺は早速依頼を受けるためにギルドを探して歩いている。


さすがは首都といったところか、いたるところから声が聞こえており活気にあふれている。

露店で食べ物やアクセサリーを売っている人、広場で芸をする人、観光を楽しんでおる人などたくさんの人がいる。


観光するのは依頼が終わってからでもいいだろうと思い広場を通り抜けてギルドへと向かう。

広場を抜けて王族のいる城と反対方向に行くとギルドがあるらしい。


数分歩くとギルドが見えてきた。

俺がいたルーセビウスのギルドの倍くらいはありそうな建物がずっしりと構えていた。

ギルドの周りには依頼を受けるであろう冒険者がたくさんいるため入るのをためらってしまった。


だがそんなことをしている暇もないので、俺はギルドへと入っていった。



なかなかモチベーションが上がりません………


数少ない読者さんには申し訳ないです。


感想、指摘待ってます。

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