静かなる時間(とき)
そのまま近くのコンビニでおむすびとお茶、子どもらにパンとゆで卵、ポテトサラダを買ってまた公園に戻る。
いつも赤子と共に持ち歩くバッグに、ビニルシート、オムツセットとミルクのセットもあったので、日向にシートを拡げ、がばっとオムツを替える。
手を洗って、さてランチタイム。
昼になると親子連れはほとんど家に帰るらしく、あたりは静かで小鳥の声しか聞こえなかった。
むしゃむしゃと、三人はひたすらメシに集中した。
マサはパンよりおむすびに興味があったらしく、しきりに手を伸ばしてくるのでパンと替えてやった。コイツもむすび派か、しかもコンブ大好きみたいだし。
腹ができてきたら、急に眠気が。片付けもそこそこに、椎名さんはごろんと横になった。
双子も特に何もせずに、同じように寝転んで、まもなくスヤスヤ。
しばらく、ぼおっと横になっていた。
これだけ何もしないでいられるなんて。貴重な時間だった。
2時に携帯のアラームが鳴るまで、彼もうとうとしていたらしい、はっと気がついて起き上がる。双子はまだぐっすり眠っていた。
日差しはあるが、少し寒くなってきた。
彼らを一人ずつバギーに戻し、ゴミを手早くまとめてバッグに突っ込んで、彼は歩き出した。




