女神の審判
主人公
冷静に考えて人を助けた事に後悔
命を失いたくない
女神様に命乞いっ
助けて女神様
全く困ったよ
女神様が無の真っ暗な視界を魔法で一時的な部屋を設けてくれた
幻想的な部屋には椅子が二つ並べられている
椅子の前には巨大なモニターが設置されて椅子に座ることを指示された
女神「さてさて 後悔してるのね うふふ」
座っていた椅子から飛び降りて女神様に土下座をした
俺の名前は田辺俊一
俊一「はい 後悔していますよ お願いします 女神様 どうかチャンスを」
女神様はやれやれと溜息を吐いた
女神「それじゃあなたがこの場所に来る前の前世の記憶を一緒に見ましょう」
誰でも入れるといわれる新卒1年目を乗り越えて2年目の夏の出来事だった
仕事が終わり電車で帰宅していると電車内で一人の男が奇声を上げて刃物を振り回していた
逃げまわる乗客の中には逃げることすら恐怖心で放棄したのか
女性が通り魔に刃物を女性に向けた
モニターの画面は一時停止
女神様が話した
女神「怖いわね 突然帰宅ラッシュの電車で刃物を振り回す男なんて」
その時、自分は正義のヒーローに強い憧れを抱いていた
長年レスリングをやっていた経験で総合格闘技をレスリング技術を生かして総合もプロの試合で勝利した事があった
俊一「俺も逃げようとしたんだけどさ 別のサラリーマンがね」
女神「助けたのね 見てましょう」
モニターは再び自分が刺される前の場面に戻った
「やめろっ!」
奇声を浴びて女性に刃物で刺そうとしていた男に30代前半のサラリーマンは飛び掛かった
俊一「明らかに素人のタックルだったから助けたかった」
飛び掛かったサラリーマンのタックルでは相手は地面に倒れずにサラリーマンの肩を刃物で刺した
男は地面に横たわるサラリーマンの腹を蹴りあげた
そして最初に標的にしていた女性に向けて刃物を再び向けたところで自分がタックルをした
女神「勇敢ね」
俊一「レスリングで磨いたタックルには自信があった 刃物を持った相手でもタックルで地面に頭を叩きつけてすぐに関節技で締め落とそうとしたんだ」
女神「あなたは二人の命を助けた」
モニターには自分がタックルで通り魔の男を締め落とし通り魔の男が手にしていた刃物は床に落ちて締め落とす事に成功した
俊一「気づいていたんだ タックルをするときに相手のナイフが自分の脇に刺さっていた」
即興で考えたのでプロットなどはちょっと自信ないですね