タイトル未定2025/08/13 17:44
これは大昔何者かが受けていた授業の話である。
炎天下の中、机も椅子もないまま授業が始まる。
「授業を始めますよー。今日は家庭科の食についてです」
みなさん教科書開けていますかー、とみんなを見渡す先生。
すると、ある生徒が「はい!せんせーこの肉は食べられますか」
と早速先生に質問する。
「はい、それは全部食べられますよ。ちゃんと噛まないと逃げられますからねそれ。あとこの肉の種類ちゃんと覚えておいてね、テスト出すかもよ〜」 「うわー、テストには出さなくていいよ。なんで覚えなきゃなの?食べれる肉だったらなんでもいいじゃん」
一応成績優秀ではあるティラ君はよく文句を言っている。それがなければ先生もあまり手を焼かないのに。
「いつも言ってるけど、一応ここ学校で今授業中だからね。学校で学んでいる限りテストは必ずあるからね」
先生は呆れ気味に言う。 「はいはーい、わっかりましたー」
ティラ君は不貞腐れて先生ではなく空を見ることにした。
「…ねぇ、せんせーあれなに、あの空から降ってくるひかり」
クラスのみんなも空を見上げた瞬間
ズドーーーン!!!
この日、この授業が地球最後のものとなった。
間違えました連載作品ではなく短編作品です。