表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/20

1 小さい頃の夢は

1 小さい頃の夢は。


私が幼稚園生の頃はお姫様になりたいと本気で思っていた。


毎日プリンセス系のアニメを見ていたし、お絵かきの時間には必ずお姫様を書いていた。


小学校に上がる頃には、自分がお姫様になんかなれないことに気がつきがっかりした。


「あ~あ…やっぱりこのパパじゃだめか~」


と暴言を吐きただのサラリーマンの父を本気の冷たい目で見る可愛くない子だったと思う。


その時の父の顔は今でも忘れられないほど情けない顔をしていた。まぁ今思い出すと傑作エピソードだが。


小学生高学年になる頃にはさすがにフリフリのドレスに憧れる事はなくなったが、今思うとこの当時からフェミニンな格好が好きだった。


中学生になる頃には、可愛らしい小物を集めるのが趣味になり、集めるだけじゃ飽きたらず自分で作ったり、可愛いお菓子作りにハマッたものだ。


自分で言うのもなんだが顔はまぁまぁ…なんだと思う。自分ではわからないけど。

「綺麗系だよね~」とか「モデル系」など言われたが私は「可愛い系」になりたいのだ。


ケーキで自分を表すならビターチョコケーキ。金箔やミントが似合うね!!って感じだが私の理想はショートケーキだ。


…話がずれた


まぁ中学時代の私は同級生や先輩に告白される事もたたあった。


だが、私は王子様系の男しか嫌だった。日本人じゃダメかもしれないと本気で思ったぐらい筋金入りで…だ。


もちろん、いや当然鼻たれ小僧の同級生や、あんたかっこいいけど王子じゃなくて殿だよ!!ってさっぱりした顔の先輩じゃダメなわけで。


恋愛経験はさっぱり、彼氏はTVの中のあのアイドル。ハート!ウフフ…的な中学時代だった。


高校に入りやっとめぐり合えたのね!!っと思うほど王子様王子様したバスケ部の先輩に出会い人生始めて17年で初めて恋をするが


王子様にはやっぱりお姫様がいるのだ。私とは正反対のショートケーキガールだった。


失恋はしたが、その先輩ではなく「いやぁ~眼福眼福」と毎日学校一美しいカップルのストーカーになるという濃厚な初恋だった。


そんなド変態行動を続けた結果やっぱりおかしな目で見られ変人扱いされた事は言うまでもないかな?


先輩達の卒業式には私は大号泣で二人は苦笑いしながらも私を間に挟み写真を撮ってくれた。


その後私自身も卒業するがまったく涙はでなかった。


私は念願だったアパレル系の会社に入った。早出早出残業残業、そして残業代はでないというブラックな会社だったが仕事仲間にも恵まれ充実した生活だ。


残業で疲れた体を引きずり帰宅し、アロマキャンドルを置いて花を浮かべた風呂に入り現実を忘れ、風呂を出た後冷蔵庫からキンキンに冷えたグラスとビールを取り出しグビグビ飲み現実に帰るというサイクルで毎日を過ごしていた。


なんで私がこんな回想録を繰り広げているかというのは、目の前に広がる光景からだ。


煌びやかなシャンデリア、豪華な装飾が施された猫脚の銀のテーブル。その周りに置かれたクリーム色のロココ調のソファ。大きい真っ赤な薔薇と白い薔薇の模様が描かれたゴブラン織りの絨毯。


そして現在進行形で話しかけてきている私の横にいるメイド。


「ヘンリエッタ様、朝食の準備が整いました。王妃様と王様がお待ちでございます。」



安藤加奈子 26歳 ヘンリエッタ王女になってしまいました。







読んでいただきありがとうございます。

クレヨンです、思いつきで書いた作品ですがよろしくお願いします。

加奈子の仕事と一緒で残業だらけなので不定期更新になります…テヘ


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ