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通行人A  作者: ゆか
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第一歩




「お疲れさまです。西野です。昨日、メールいただいた件で連絡しました。もし、佐伯さんが事務所に所属されたいということであれば、一度オーディションを受けていただき結果次第でということになります」




「ありがとうございます。ぜひオーディション受けさせてください。」




「分かりました。オーディションの日程は後日連絡しますね。」




オーディションを受けることになった。

今まで、演技のレッスンとか少ししかしたことがないが頑張ろうと思う。




発声練習や体力づくりなど昔学んだ記憶を思い出しながらオーディションまで続けていこう。











数日して、明日はオーディションの日になった。


Bi-Toプロダクションという事務所らしい。聞いたことがないが、ホームぺージを見てみるとドラマの脇役で見たことのある方が所属しているのが分かった。





インターフォンを押す。



「オーディションで来ました。佐伯友梨です。」





その後、オーディションは進んでいった。

自己紹介、簡単な台詞を読んだりして終わった。






「佐伯さん、今日はありがとうございました。

今後のことで話をしたいので、もう少しお時間大丈夫ですか?」



「はい」













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