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通行人A  作者: ゆか
17/24

なにもなかったかのように






ライブから数日後、ニュースでは奏汰さんの卒業が話題になっていた。




メンバーとの不仲説や関係者とのトラブルが原因など嫌な噂が出回っていたりする。





本人にしか分からないのに、なんで人はこんなにも噂に振り回されてしまうのだろう。







今日は、仕事終わりにいつものカフェに行く。

ライブ以降、カフェに行けず奏汰さんにも会っていない。




「佐伯さん、お疲れ様!今日、いつもより綺麗じゃない?どこか出かけるの?」




「はい。すごく重要ではないですけど、用事があって」




「そうなんだ。楽しんでね。」




原田さんは、楽しそうに帰っていった。





きっと原田さんも予定があるのだと思う。









電車に乗り、カフェに行った。




「いらっしゃいませ。」




私は、いつもの席に座る。


奏汰さんと必ず会えるわけではないけど、なんだか会えるような気がする。







しばらくして、お店のお客さんも少なくなってきた。


やっぱり会えないかな



そう思い私は席を立とうとした。






「久しぶり。もう帰るところ?」





奏汰さんはいつも通り声をかけてくれた。





「お久しぶりです。ライブお疲れ様でした。」




「ありがとう。ライブ観にきてくれてた?もしかしてファンとか…」



「ごめんなさい。隠してるつもりではなかったけど、言う機会もなくて。」




「そっか…びっくりした。でも、きっとここで会えたのは偶然だと思うから、今まで通り接するよ。」








もしかしたら、少し不信感があったのかもしれない。



奏汰さんの話を聞くと、ファンだったらもう個人的な関わりはやめようと思ったけど考えてこれも何かの縁だと思いまた話しかけてくれたとのこと。







思ったよりも奏汰さんは元気そうで安心した。





私は、オーディションに落ちてしまったことや近況について話した。


また、実は太智くんのファンであることも話した。少しがっかりしていた。



















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