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      2 シルビアとの出会い

 男達に殴られている少年を助けようとするマリエール。ウインドカッターを放とうとするがシルビアに止められた。

      2 シルビアとの出会い



 マリエールは外に出ることはほとんどない。あっても護衛と一緒だ。偶々食材が少し足りないことに気付き、ちょっと出るつもりで外に一人で出た。早々買い物済ませ屋敷に帰ろうとしたら人混みがあった。少年が男達に殴られている。誰も止めようとしない。止めさせなくては。足が竦む。こんなことでは駄目だ。一歩が踏み出せない。こんなことでは駄目だと思って男達のところに歩み始めた。

「どんな理由があるか判りませんが一人の少年を大人が4人がかりで痛め付けるのは見逃せません。成敗します。」

男達は何を言ってるこの小娘がと言う顔している。

今のマリエールは貴族に見えない。服装が使用人のものだ。買い物籠まで持っている。いくら気品のある顔しているとはいえ貴族には見えない。

「少し痛め見つけてやるか。」

何人かがマリエール殴りかかった。マリエールはエアシールト゚で覆い、ウインドカッターを放とうとした。

「止めなさい。あなた達。あなたもそんな魔法放ったら、人間どうなるか考えている。あなたは貴族だから市民を殺しても罪には問われないけどあなたの心はどうなるの。本気で殺したいなら止めはしないけど、あんた見ていると少年を助けたいんじゃない。そのためなら人を殺してでもとは思っていないはずよ。あんた、人に向けて魔法放ったことがないでしょう。というかそんなに沢山の魔法が有って使ったことがほとんどない。あんたが使おうとしたウインドカッターはあんたが放とうした威力で放ったら岩でも砕けるわ。人間に向けて放ったらミンチよ。だからこのくらいにしておきなさい。」

マリエールと同じ年格好の少女は4人の男にウインドカッターを放った。各右足に傷を付けた。マリエールは少年に回復魔法を放った。少年の傷は治った。

 マリエールは少女に感謝した。そしてまた会いたいといった。少女は地図を書いてくれた。毎週土曜日に午前中が病院、午後は巡回しているらしい。

 これが一生を共にするマリエールとシルビアの出会いだ。マリエールは止めて貰ったことに心から感謝した。もし人を殺してしまったら一生立ち直れる気がしない。今度の土曜日に地図で書かれところに行こう。そのための準備をしよう。長く家を離れる準備だ。分身体を作る。年々成長するものだ。人に違和感を与えない高性能のものが必要だ。それから全てを均等分けそれぞれがアイテムボックスに持つ。

 彼女の分身体を作って上げられるように材料を揃えて行う。生活していくのだ。生活費を稼ぐ手段も必要だ。

 分身体を置いて転移でまず出会ったところまで来た。地図で確認して向かった。直ぐに判った。人が並んでいる。とにかく彼女に会うために先に進んだ。

「丁度良かった。きみも頼むよ。回復魔法を掛けるだけさ。」

マリエールも始めた。傷口を確かめ消毒して回復魔法を掛ける。その単純作業が続く。終わったのが1時過ぎだ。

「ありがとう。いきなり手伝って貰って。助かったよ。いつも3時過ぎだよ。

 シルビアのやっている治療院で手伝いだ。

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