表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

        1 マリエール

 マリエールは自分は妖精の国で生まれ人間に転生したと思っている。

        1 マリエール



 マリエールの朝は早い。太陽が登る前から起き出して、花壇や庭の水やりをしたり、掃除や洗濯、料理をする。以前お嬢様にそんなことをさせたら私達首に成りますと言ったメイドが本当に首になったのでそれからマリエールに口出しするものはいなくなった。ちなみに裁縫も得意だ。今マリエールは11歳

マリエールは自分を転生者だと思っている。転生前は妖精が大勢いていろいろ教えてくれた記憶がある。お陰で魔法も万能で天才少女と呼ばれることもある。最近思うことがある。何故転生したのだろう。何か使命でもあるのかしら。朝食が終わると洗いまし、食器片付もマリエールがやる。家庭教師が来るまで、裁縫の時間だ。家族や使用人達の衣類はマリエールの手作りだ。

 勉強に関して困ったことは何もない。外国語に関してはすでに5ヶ国語をならい6ヶ国語目を習っている。この国と関わりのあるのはその6ヶ国なのでこれが終わったらそれぞれの古典やら読書する予定だ。先生たちには万能言語の魔法を使っていることにしているが、魔法ではなく以前から知っていたのだと思う。どの教科もだいたい同じだが社交やダンスは既視感はない。妖精は社交やダンスに興味ないよな。でも苦手でもない。勉強が終わると夕食準備だ。これには姉妹達も参加する。男性の兄弟はいない。女性ばかりの3人姉妹だ。常識的には長女が婿を取り次女三女は嫁に出るのだろう。伯爵の家柄なら王妃にもなれる。先の話しだが。

 夕食後は3人でゲームやお話をする。今日はマリエールがお話をする番だ。マリエールは妖精の国のお話しをした。

「妖精の国では年中花が咲き、熱い日も寒い日もありません。妖精は人にはっきり見えるものも見えにくいものも見えないも゙のもあります。妖精の声は特殊ですので普通の人は聴こえません。人に見える妖精は小さな空を飛ぶ少女のように見えます。10から15センチメートルくらいでしょうか。生まれてしばらくの間人に見える妖精でいます。とても好奇心が旺盛で人間社会の事にも感心があり年配の妖精が教えます。年配の妖精は姿が見えないのでどこでもいけます。若い妖精は花や木の周りを飛び回ることが多いですが年配の妖精は空中を漂っていることが多いです。年配の妖精は魔法が使えます。若い妖精に教えるのですがあまり覚えません。無理をしなくてもいずれ使えると知っているからです。妖精は死ぬ事がないと思われていますが、環境の変化で数を減らす場合があります。妖精の住み家だったところが人間の街になったりします。その場合魔法使いとして人間の街に住む妖精もいます。私のお話はこれでおしまい。」

だいたいこのくらい話すと妹のお休みタイムだ。妹がコックリしだしたのでマリエールは話しお端折った。メイドが妹を寝室に連れていく。姉が感心して聞く。

「あんな話しどこから仕入れてくるの。聞いたこともないは。」

「北にあるローランドという国の話しを端折った話しです。本当は魔法は妖精のもたらす力だから妖精が住み安い国でないと魔法が廃れるという話しですがそこまで話せないでしょ。」

姉はマリエールを見て、

「あなたほどの才能がある人間は会ったことがないわ。その才能どこまで伸びるのかしら。」

それはマリエールにも判らない。記憶にある妖精の国だって確かなものではない。妖精の国で生まれ人間に転生したというのは多分妄想だろう。

 マリエールは才能溢れる少女だ。その才能が何処まで伸びるのかは判らない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ