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●第96話●遺跡の奥にて

ブックマーク、評価していただいた皆さま、本当にありがとうございます!!


明日は仕事の都合で更新出来ないかもしれないので、本日はちょっと長めです。

 昨夜の温かい食事と足湯のおかげか、疲れをしっかりとることが出来た一行は、皆で朝食を摂っていた。


「野営した翌日とは思えない程、体調が良いですね」

 フェリクスは、首や肩をぐるぐる回しながらスープを飲んでいる。

「しっかり食べて、血行を良くすると睡眠の質も上がると、前の世界では言われてましたからね。床が硬いので、どうしても背中とか腰が痛くはなりますけど……。

 アンネマリーさんはどうですか? 野営するのは初めてですよね??」

 隣でチーズをスープに入れて飲んでいたアンネマリーにも声を掛ける。

 流石は子爵令嬢だけあって、テントから出てきたときにはすでに綺麗に身支度が整っていた。


「思ったよりしっかり眠れましたね。フェリクス達が交代で見張りをしてくれている中眠ってしまって申し訳ないですが」

「まったく問題ありませんよ。そもそもお嬢様やイサム殿たちをお守りするのが我々の役目ですから。むしろ、安心して眠る事が出来たとお聞き出来た事が嬉しいですね」

 昨晩は、騎士達が2名ひと組、3交代制で見張りに立ってくれたため、アンネマリーだけでなく勇やエト、ヴィレムもゆっくり眠る事が出来たのだ。

 ちなみに騎士達に気を使ったのか、最初は勇と一緒に寝ていた織姫が、いつの間にか見張りの騎士の横で丸くなっていたらしい。


「フェリクスさんも皆さんもありがとうございました。今度、魔物が近づいてきたら音が鳴るような魔法具を考えてみます」

「おお、それは良さそうな魔法具ですね。イサム殿だったらいつか本当に作ってしまいそうなので、期待して待っていますね」

 そんな話をしながら朝食を摂り終えると、片付けをしてから二日目の探索が始まった。


 地下2階も、地下1階とあまり代わり映えのしないフロアだった。

 目に見える違いと言ったら、所々に設けられた部屋の大きさがやや狭くなっている事くらいだろうか。

 それと、魔物の襲ってくる頻度がぐっと少なくなったのも相違点だ。


「ヴィレムさん、魔物の数って潜ると減るもんなんですか?」

「う~~ん、そこは何とも言えないね。魔物の強さは、ほぼ例外なく深い程強力なんだけど、数はまちまちなんだ」

「なるほど……」

「それにこいつらは、何を食べてるんでしょうかね? 食料になりそうなものなんて何も無いですよね?」

「そうなんだよね。遺跡内の魔物が何を食べているかは未だに不明なんだ。共食いをしているという説もあるし、魔力だけで動いているっていう説もあるけど、どれも仮説だね」

 不思議に思った勇が尋ねるが、増える事も減る事もあるらしい。しかも食性も不明らしい。全くもって謎の生物である。


 そうこうしているうちに、地下3階への階段へと辿り着く。魔物の数が少なかったので、まだ昼を回ったくらいの時間だ。

 踊り場で休憩を兼ねて軽食を取りつつ、午後からは地下3階の探索を始めた。


 が、さらに魔物の数が減り、部屋の大きさと数が減ったくらいで、取り立てて新しい発見は無く地下4階へと下りたところで、二日目の探索を打ち切る。


 夕食を摂った後、感想の共有が誰からともなく始まった。

「物が無いのは解放領域だから仕方が無いとして、発見らしい発見も無いですね」

「そうじゃな……。雰囲気が違うのと魔物の種類と数が違ったくらいか?」

「部屋の入り口に防犯用の魔法具がひとつも無かったね。向こうにあったスリットも仕掛けも見当たらない」

「あと、カレンベルクの遺跡は下へ行くほど広くなっていった気がしますが、こちらは逆ですね」

「「「「「う~~ん……」」」」」

 中々それぞれの事象を結びつける共通項が見つけられない。


「そういえば、ワミ・ナシャーラさんの手記に“雷玉”はここで発見された、とありましたね」

 ふと思いだしたカリナが呟く。

 彼女は本を読むのが好きで、勇たちが軽く確認した後に手記も読んでいたのだ。

「雷玉が? 川から離れてるここになんで……」

 考え込む勇だが、答えは杳として知れない。


「まぁひとまず行けるとこまで行くしかないかぁ。確か地下5階までって事でしたよね?」

 しばらく唸るが答えが出るわけも無く、勇は話題を変える。

「はい。地下5階に扉のようなものがあるそうですが、何をやっても開かないし壊せなかった、とあります」

 カリナが手記に書かれていたことを伝える。


「唯一セキュリティがかかってるのか……。この前みたいにうまく開けば良いんだけどなぁ」

「まぁやってみるしかなかろうて。勇で開けられんかったら、事実上開かんのと一緒じゃ」

 かっかっかとエトが笑いながら言う。他のメンバーも笑いながら頷いた。


 結局その一言が結論となり、勇たちは二日目の探索を終えた。


 探索三日目。

 一度だけ戦闘を行ったが、それ以外は特に何もなくあっさり地下5階へと辿り着く。

 そして地下5階では、一度も魔物に遭遇することなく、開かない扉があるという行き止まりへと辿り着いていた。


「この階は、またちょっと雰囲気が違いましたね」

「そうですね。これまで以上に殺風景と言うか暗いと言うか……」

 勇の問いに答えたフェリクスの言う通り、一段天井が低く壁や床の色も暗い。質感もどこか金属質で冷たい感じがする。

 このフロアはこれまでとは違い一本道で、階段を下りて10分も歩かないうちにこの行き止まりへと辿り着いていた。


「なるほど……、確かにこれは扉っぽいですね」

 正面にあるソレを見て勇が呟く。

「そうじゃな。少なくとカレンベルクのよりはまともに扉じゃな」

 隣で見ているエトも同意見のようだ。


 壁が一段凹んでおり、そこに同じ大きさの2枚の板がはまっているように見える。要は真ん中から、両側にスライドして開きそうなのだ。

 しかし取っ手のようなものはどこにも見当たらず、カレンベルクのスリットのように操作盤も見つからない。

 例によって物理的に開けようとした痕跡が随所に見られるが、若干の傷とへこみが見られる程度で、ビクともしていない所はカレンベルクの遺跡を彷彿とさせる。


「これは間違いなく左右に開くんでしょうが、コンソールが見当たらないですね……。ひとまず、壁と床を調べてみましょうか」

 手掛かりを求めて、壁と床を調べていくが、これと言って特に何も見当たらない。

「後ありそうなのは、天井かなぁ」

「天井ですか??」

「ええ。どこかに扉を開かせるための動力と魔法陣が必要なはずなんです。元の世界だと扉の上に機械、魔法具が埋まっていて、天井にそこへ通じる点検口がある場合があったんですよね」


「天井は考えたことも無かったですね……」

 ヴィレムが呟く。

 この遺跡も他の遺跡も、天井は変わり映えせず、高い位置なので照明も届きにくい。

 何かがぶら下がっていたり、色が違っていたりしたら調べるが、そうでは無い場合わざわざ脚立などに乗って一歩ずつ調べるような事はしないのだという。


 この扉前の天井も、パッと見た所は周りとの違いは見つからない。

 3メートルはあるので、勇はミゼロイに頼んで担ぎ上げてもらい、扉前の天井を鞘に入った剣でコンコンと叩いていった。

 すると、扉から少し左にずれた天井の音が、周りより軽い事を発見する。


 この階層の天井は、中央に2本透明なラインがずっと走っている。

 状況から勇は照明のような物だろうと思っているのだが、その左側のライン脇をよく見てみると、小さなネジのようなものが間隔をあけて二つ付いていた。

 ご丁寧に天井と同じ色、材質で出来ており、下から照明を当てた程度では絶対に見つけられないだろう。


「これか?」

 ネジにはごく浅い一本の溝が彫られており、勇はナイフをあててひねってみる。

 すると二つ目のネジを捻った瞬間、ネジとは反対側を支点にして天井が開いた。


 ゴンッ


「痛っ!!」

 急に上から下に天井が開いたため、その端が勇の頭を直撃する。


「大丈夫ですかっっ??」

 下からアンネマリーの心配そうな声が聞こえてくる。

「あービックリした。はい、そんな重くもなかったんで大丈夫です!! やっぱりここから入れそうなんで、ちょっと見てきます!」

 ミゼロイにもう一段上へ持ち上げてもらった勇は、およそ50センチ四方に開いた点検口へと潜り込んでいった。


 天井裏はほとんど埃は積もっていなかったが、やはり高さは低い。

 そして1メートルも行かない所に、魔法陣を伴った魔法具本体を発見する。

(ビンゴだ! まぁ問題は動かせるかどうかだけど……)

 小型化した魔法カンテラで照らしながら、魔法陣の解読にかかる。


(基本的な構成はカレンベルクのと一緒だな。で、やっぱり機能陣は読めないかぁ……。でも起動陣は読めるな。

 ん? 起動魔力5FF(10進数で1,500強)でいいのか!? んーー、こっちが少ないのか、この前のが異常なのか分からないなぁ……)

 一通り確認して、魔力的には問題なさそうな事が分かった勇が器用に方向転換し、点検口から顔を出す。


「エトさん! ヴィレムさん! こいつも起動はさせられそうですっ! チャージ魔力5FFで、魔法陣作ってもらって良いですかっ?」

 点検口から勇がそう叫ぶ。

「おお、動かせそうなのかい!?」

「5FF?? 随分少ないの。分かった、すぐ作るからちょっと待っとれ!」

 そう言って、2人はさっそく魔力変数で魔力をチャージする魔法陣を作っていく。この辺りは2人もすでに慣れたものだ。

 今回初めてその作業を目にしたヌーバーとティラミスが驚いて固まっているが無理も無い。

 エトにしろヴィレムにしろ、オリジナルの魔法陣をゼロから描けるようになっているので、既にこの世界(エーテルシア)の魔法陣職人の域を逸脱しているのだから……。


 5分もかからず魔法陣を仕上げると、ミゼロイに抱えてもらったヴィレムが手渡す。


「ありがとうございます! ちょっと起動してきますね!」

「おぅ! 気を付けるんじゃぞ!」

 魔法陣を受け取った勇は再び方向転換し魔法具へと戻っていくと、魔力供給部分へ直結させて起動用の魔石に触れた。


 魔力をチャージするために一瞬の間があり、その後カレンベルクでも聞いたフォンという起動音が聞こえた。

 起動陣を起点に一気に光が機能陣を駆け抜け、天井裏が薄っすらと明るくなる。

 幻想的ともとれるその景色に目を奪われていると、下からヴィレムの叫ぶ声が聞こえてきた。

「うわっ! か、壁に文字がっっ!!! おーーーいっ、イサムさん!!!」


 声を聴いて勇は慌ててまた方向転換して点検口へと戻っていく。

「ど、どうしましたっ!?」

 そう言いながら下を覗き込むと、全員が扉の左側の壁を凝視していた。


「突然ここが光って、何か文字がいっぱい出てきてるんだよ!

 ほとんど読めないけど、時々分かる単語があるから、多分起動陣に使われてる言葉に似てるんじゃないのかな??」

「ほんとですかっ!!? ミゼロイさん、すみませんが下ろしてください~~っ!」


 ミゼロイに下ろしてもらった勇も、急いでその壁を見てみる。

「凄い……。まさか透過型のディスプレイが仕込んであったなんて……。

 そしてこの文字の流れ方は…。再起動時の初期化が走ってるのか??」


 この文字自体は単なるインフォメーションだからなのか、勇の能力(スキル)には反応せず意味が頭に入ってこない。

 しかし、ヴィレムの言う通り、見覚えのある文字が散見された。

 そして、暗い壁面に白く流れていくその様は、懐かしのテキストベースOSの起動画面のようだった。


 10秒ほどテキストが流れると、唐突に表示が切り替わる。

 何かしらのメッセージと、その下に6つの横線。そしてさらにその下に、横3つ縦4つ、合計12の四角が表示された。四角の中にも1文字ずつ文字が書いてある。


「これは……、テンキーか!?」

 12の四角は、勇には見覚えがあるもの、パソコンのキーボードに付いている数字を入力するためのテンキーにそっくりだった。

 その証拠に、テンキーに書かれている文字は0~9の10の数字だ。

 魔法陣で使われる16進数ではなく10進数なのが気になるが、旧文明でも魔法陣を作らない人にとっての数字は10進数が普通なのだろうか。

 ちなみにパソコンのテンキーは、+や-などの算術記号も書かれているため、大体横4縦5の20ボタンなので、携帯電話のキーパッドの方が近いかもしれない。


「えーーっと、初期値……入力……? 駄目だ、この二つしか読めないっ!!」

 メッセージを凝視していたヴィレムがギブアップするが、むしろ二つ読めたのがとんでもない。


 勇は魔法陣であれば意味が直接わかるため、魔法陣に使われている単語はほとんど覚えていない。

 対するヴィレムは、そんな自動翻訳は無いので、勇に教えてもらった意味と単語を紐づけて覚えている。

 初期値、入力、という単語は、起動陣に出てくる単語なので覚えていたのだろう。


「読めるなんて凄いですよ、ヴィレムさん!! そしてその二つのキーワードとさっきまでの挙動から考えると、多分再起動したから初期パスワードを入れろって事なんだと思います」

「しょきぱすわーど??」

 聞きなれない言葉に首を捻るヴィレム。


「はい。パスワードは前にも扉を開くときに使ったような、特定の文字列の事です。

 今回みたいに、パスワードが必要な魔法具が一度完全停止してから再起動した場合は、パスワードの内容が全部最初の状態に戻るはずなんです。

 で、作った人が設定したパスワードを一度入力した後、あらためて新しいパスワードを登録するんですが、その作った人が設定したパスワードのことを初期パスワードと言います」

「なるほど……。それが分かれば、この扉が開くということだね?」

「そうなります。そうなりますが……」

「これは6桁の数字を入れろって事だよね? 前は確か3回間違えたらおしまいだったけど、これもそうなのかい?」

「何回かは分かりませんが、制限回数があると考える方が妥当でしょうね……」

 苦笑しながら勇が答える。


「6桁を制限回数付きで当てるのは、中々骨が折れるねぇ……」

 お手上げとばかりに万歳しながら苦笑するヴィレム。

「……これも、お約束に賭けるしかないですね」

「お約束? 確か同じ数4つだった時に、そんな事を言っていたね」

「はい。4桁の場合、同じ数字を並べる事が多いんですが、6桁でも同じ傾向があるんですよ。

 ただ、6桁の場合は、同じ数字6つよりもう一段よく使われる組み合わせがあるので、まずはそれで行ってみようかと」

 そう言いながら勇が壁面に表示されたタッチパネルで数字を入力していく。


 前回のように、特定位置の汚れが目立っていたりはしないので、完全に当てずっぽうだ。

 勇は1から順に6まで数字を入力していく。そう123456だ。

 そして一呼吸置いてから、右下にある完了キーと思しきキーを押しながら、いつか見たアニメ映画の台詞を心の中で叫んだ。

(よろしくおねがいしまーす!!)


 入力した画面が消え、コンソール上に文字が高速で表示されては消えていく。

 そして数秒後。再び先ほどと同じ画面が表示された。


「あーーーー、やっぱり駄目かぁ……」

 落胆する勇。123456は、地球上でもっとも使われているパスワードなのだが、どうやらそう上手くはいかないらしい。

 さてどうしたものかと勇が考えていると、ヴィレムが声を上げる。


「イサムさん、これさっきと似てるけど、ちょっと言葉が違う……。初期値じゃなくて、設定……、と入力だよ」

「えっ?? 本当ですか?」

「うん。残念ながら設定ってとこしか読めないけど、さっきと違うのは間違いない」

「……ひょっとして」

 しばし考えてから、おもむろに数字を打ちこむ勇。


 すると再び入力画面が消えて文字が流れるが、今度は一瞬で違う画面が表示された。

 ごく短いメッセージが、青色の文字で表示されている。そして……


 プシュッ


 空気が漏れるような音がしたかと思うと、殆ど音も無く正面の扉が左右に開いた。

「「「「「……」」」」」

 声も無く、呆然とそれを見つめる一同。しばらくすると、音も無く扉が閉じた。


「「「「「あああっっ!!!!」」」」」

 勇以外の全員が、我に返り大声を上げる。

「イイ、イサ、イササ、イサムさんっ!! せせ、折角開いたのに閉じちゃいました……」

 大慌てで絶望する器用なアンネマリー。


「ああ、多分大丈夫ですよ」

 対して余裕の勇は、先程文字が浮かび上がった辺りに手を近付ける。

 すると、再び壁面に数値入力用のテンキーが浮かび上がった。

「うん。やっぱりだ。これ、さっきのでパスワード設定が完了してますね。じゃあパスワードを入れて、っと」

 小さく頷きながら、勇が先程と同じく1・6・3・1・5・0と数字を入力する。


 再び青色でメッセージが表示されて、扉が開いた。

「ほらねっ?」

 振り返りニコリと笑う勇。

「「「「「おおおーーーーーーっ!!!」」」」」

 しばし大歓声が続き、何度か扉の開け閉めをしてからようやく落ち着きが戻る。


「では、念のため我々が先に……」

 緊張感を取り戻したフェリクスが、リディルとともにカンテラで室内を照らしながら様子を窺う。

 光に照らされた部屋は、そこそこの広さがありそうだ。左右に大きな棚が並んでいるのが見える。


 先程から何度も開け閉めして分かってはいるものの、念のため魔物がいない事を確認するため2人が先に中へと踏み込む。

 問題無し、とカンテラが振られたところで、勇も続いて部屋へと踏み込んだ。


 カンテラで照らしながら棚を確認していくが、まばらに物が置いてある程度だ。

 500mlのペットボトルサイズの筒の数が一番多く、続いて金属質の球体が目に入る。

 さらに奥を探ると、見慣れたものが10本ほど並んでいた。


「ん? これは、剣!? それにこれは鎧?? ……ひょっとして、武器庫か?!」


 思わずそう呟く勇。セキュリティを解除した先に待っていたのは、武器庫のような部屋であった。

すみません。明日は仕事の都合でアップ出来ないかもしれません。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 読んでいてもどうして1・6・3・1・5・0に繋がるのかわからない
[良い点] 無駄に引っかかる事のないスムーズな進行 [気になる点] 普通 色々解き明かす事で 古代文明の発展具合が少しずつわかるのですが、今だに古代文明の発展具合がよくわから無い。 古代文明の設定が甘…
[良い点] パスワードを押したつもりが、端末はrm -rf /*と認識していたら…
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