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●第181話●アバルーシの守護者

お待たせしてすみません。第12章スタートです!

 勇たちがリリーネと会って七日後。チーム織姫のメンバーにパイロット候補のユリウス、ドレクスラー、イーリース、ビッセリンク家の2名を加えた総勢十七名が、アバルーシの守護者グレッグとその孫が待つバルシャーンヘ向けて出発した。

 前日には、北方にあるザバダック辺境伯家からも操縦者候補を選抜すべく、魔力パス測定魔法具を携えた魔動車が出発している。

 計測を終えたらエリクセン伯爵領へ行き、そこでも操縦者候補を選抜する予定だ。

 ちなみにこれから行くバルシャム辺境伯領には守護者が計測機器を持ってきてくれるそうなので、となりのイノチェンティ辺境伯領と合わせて検査予定だった。


 今回の魔動車の編成は、いつもの黒猫(シュヴァルツ・カッツ)、貨物魔動車、風呂魔動車各一台に貨物魔動車をもう一台と、試作したばかりの牽引魔動車が車列に加わった計五台の大所帯だ。

 情勢を考慮して、緊急招集に賛同したヤーデルード派のディスカフ伯爵領を通る最短ルートは避け、カレンベルク伯爵領を通る北回りのルートでバルシャーンヘと向かう。


「うん、このキャリアタイプも問題ないね。むしろ空荷だと速度を抑えないと怖いくらいだ」

 新造した牽引魔動車を運転しながら勇が言う。

 本来は魔法巨人(ゴーレム)を始めとした重量物を運ぶことを目的としているため、動力車部分は軽量化・小型化が図られている。

 現在も荷物の多くを積み込んではいるが、魔法巨人(ゴーレム)ほどの重量はないので、気を抜くと速度が上がってしまう。

「軽いとここまで速度が出せるなら、馬の代わりになる二輪タイプを作ってみるのも良いかもなぁ」

 二輪タイプは四輪と違って、速度を上げたときに問題になる、コーナリング時の内側の車輪と外側の車輪が走る距離の差を気にしなくてもよいため、ある程度タイヤのグリップさえあれば速度を上げることが出来る。

 馬代わりに使えれば既存の馬車も使えるかもしれないし、何より移動速度をさらに上げられるメリットは大きい。

 時間があったら今度は二輪タイプの魔動車を試作してみようと思いながら、勇は牽引魔動車を走らせた。


 クラウフェンダムを出て四日目。一行はバルシャーンヘと辿りついた。

「なんだか、定期的にバルシャーンに来ている気がしますね……」

 初めて訪れた時には不審な一団として警戒されていたのが、今や笑顔で手を振ってくる衛兵を横目に門をくぐりながら、アンネマリーが苦笑する。

「そうだね。最近はバルシャーンというかバルシャム辺境伯領を中心に行動しているね」

 勇が答えながら同じく苦笑した。

 行脚で訪れて以来、ワイバーンの襲来に始まり魔法巨人(ゴーレム)騒ぎから今に至るまで、バルシャム辺境伯領とそれ以外を行ったり来たりしている勇たちである。


「なんと、本物のアバルーシの末裔がこの街に来ておるとはのぅ……」

 ここに至るまでの経緯を聞いたルビンダ・バルシャム辺境伯が唸った。

「二代目アバルーシを興したアベルさんが実際に乗っていた機体を守り続けている一族で、砂の輝き亭という宿に泊まっているらしいので、早速明日にでも会いにいこうかと」

「ふむ、砂の輝きか……。ハマド、あそこには確か貴賓室があったはずじゃの?」

 勇の話を聞いたルビンダが、家令のハマドに問いかける。

「はい。大きな宿ですから、貴族専用棟に貴賓室を備えておったかと」

「明日から、そうじゃな……ひとまず一週間、貴賓室を押さえておいてくれんか?」

「かしこまりました。ただちに」

 ルビンダからの依頼を受けたハマドが、一礼して退出する。

「せっかくじゃからの。儂も会わせてもらおうかの」

「分かりました。最初に私たちが会ってから、貴賓室に案内する流れでよいですかね?」

「ああ。手間をかけるが、よろしく頼んだぞ? さすがに酒場や食堂に、儂が足を運ぶわけにもいかんからのぅ……」

「あはは、領主様が来たら大騒動になりますからね」

 苦笑するルビンダに、勇が笑顔で答えた。



 翌日の午前10時頃。勇、アンネマリー、フェリクス、マルセラの4人で砂の輝き亭を訪れる。

 前日のうちに、リリーネ達とグレッグ達の間で使っている連絡用の封書で、リリーネからの親書を宿の主人に預けてあった。

 一つの宿に長期滞在することが多い冒険者に連絡するための手段としては、最もポピュラーな方法である。

 もちろん差出人名は偽名だし、内容も一見すると魔物の情報を冒険者に伝えている風に偽装された暗号文だ。


「確か、赤い布を右手に巻いているのが目印でしたよね?」

 宿の一階にある食堂兼酒場へと入りながら、アンネマリーが小声で勇に尋ねる。

「うん。で、こちらは腰に黒い布を結んでおくのが目印だよ」

 答える勇をはじめとした4人のベルトには、ハンカチサイズの黒い布が結び付けられていた。


 ぐるりと店内を見渡したフェリクスが、勇に目配せをする。

「イサム様、あちらの奥の席の二人かと……」

 フェリクスの目線の先をそっと伺うと、ローブのようなゆったりとした服の袖から見える手に赤い布を結んだ白髪・白髭の人物が座っていた。

 隣には、革の鎧に身を包んだ若い女が座っており、その右手首にも赤い布が巻かれている。

 それを確認した勇が小さく頷くと、4人は少々緊張した面持ちでそちらの席へと近づいて行った。


 自分たちの席に近づいてくる気配に気が付いたのか、白髪の老人が顔を上げる。

「失礼。グレイ殿とお見受けしましたが、間違いありませんか?」

 老人に対してフェリクスが軽く会釈しながらそう問いかける。グレイというのは、グレッグが使っている偽名だ。

「ふむ、いかにも某がグレイですが如何しましたかの?」

 ちらりとフェリクスの腰に目をやりグレッグが返答を返す。

「特殊なオーガの情報をお持ちだと聞いて訪ねてまいりました。お話を伺っても?」

「フォフォフォ、なるほどなるほど。もちろんかまいませんぞ。どうかお掛け下され」

「失礼します」

 簡単な問答を経て、勇たちが全員席に座る。ここまでが取り決められたやり取りだ。


「初めまして、イーサです。こっちは婚約者のマリー、そして護衛のリュクスとセーラです」

 念のため勇も偽名で名乗りをする。

「これはこれはご丁寧に。某はグレイ、こっちは孫娘のサリですわい」

 グレッグが隣に座る若い娘を紹介し、二人そろって軽く頭を下げる。

「早速で申し訳ないのですが、場所を変えてお話させていただけないですか? 少々込み入ったお話もありますので……」

「……ええ、ええ、もちろんかまいませんぞ」

 勇のお願いにグレッグが笑顔で答えた。


「ありがとうございます。こちらの宿に部屋をとってありますので、ついてきてください。マリー、お願い」

「はい」

 アンネマリーとマルセラが一足先に立ち上がり、宿のフロントへと向かう。

 二言三言会話をすると、フロントの奥から身なりの良い執事然とした初老の男性が出てきた。

 それを見て勇も立ち上がる。

「案内の準備が出来たようですので、我々も参りましょうか」

 一行は初老の男性に案内されて、奇麗な中庭を通り抜けて別棟にある貴賓室へと向かった。

 どこへ向かっているか理解したグレッグは一瞬片眉を上げた程度だったが、サラのほうは少々落ち着きがなくなっている。


 3分ほど歩いて、初老の男性が両開きの大きな扉の前で立ち止まった。

「お連れ様は既にお見えになっております」

 勇たちにそう告げると、コンコンコンとドアをノックした。

「どちら様でしょうか?」

「支配人のリモーネでございます。お連れ様をご案内いたしました」

「ご苦労様です。どうぞお入りください」

「失礼いたします」

 簡単な誰何の後に扉を開けて中へ入ると、そこは貴賓室へと繋がる前室だった。

 奥にもう一つ大きな扉があり、両脇を武装した騎士が固めている。

「それでは私は、こちらで失礼いたします」

 一同が中へ入ると、支配人は深く一礼して部屋を後にした。


 扉が閉まると、部屋の中にいた男性が声をかけてきた。

「イサム様、ご足労をお掛けしました。グレッグ様、サラ様もご面倒をおかけして申し訳ございません。わが主の我儘をお許しください」

 男性――家令のハマドがそう言って頭を下げる。

「いえいえ、私達は全く問題ないですよ。グレッグさん、あ、もう偽名じゃなくてよいですよね? 突然すみませんでした」

 勇は苦笑しながらグレッグに頭を下げた。

「フォフォ、少々驚きはしましたが……なに、お話がしやすそうで良かったですわい」

 さすがに年の功か、グレッグには落ち着きがある。

「お、おじい……。ど、どう考えても貴族様じゃないんか??」

 一方孫のサラは、明らかに貴族用、それも上位貴族用と思われる部屋へ案内されて狼狽える。

「サラさんすみません。ルビンダさんがどうしてもお会いしたいと言ってきかなくて」

「こらイサムよ、聞こえておるぞ? そんなところにおらんと、早う入らんか」

 前室で話をしていると、扉の奥から声がかかる。

「あはは、すみません。では、行きましょうか」

「え? ルビンダさんって、もしかして?? え?」

 聞き覚えがあるやんごとなき方の名前にサラが動転する中、笑いながら勇が奥の扉へ近づくと、両サイドの騎士が目礼して扉を開けた。



「ほほぅ? ではグレッグ殿の一族は、千年近くもアベル殿の魔法巨人(ゴーレム)を守ってきたんじゃな?」

「フォフォ、そうなりますの。常に張り付きっぱなしではないので、世捨て人にならずにすんで良かったですわい」

「しかし我が領の近くに、そんな場所があったとは。驚きじゃの……」

 貴賓室へ入って5分ほど。あらためて本名での自己紹介を終えて歓談に入っていた。

 年嵩のグレッグは、紹介されたのがまさかの領主本人と知ってさすがに驚いていたが、すぐに打ち解けて茶飲み友達と話すようにルビンダと談笑していた。


 サラのほうは領主と聞いた途端気を失いそうになり、どうにか持ちこたえた後も完全にフリーズしていた。

「あーー、いきなり領主様との対面はまずかったかぁ……」

 勇が頭を掻きながら呟く。

 元々貴族などいない世界からやってきているので、未だに貴族に対しての感覚にはズレがあるのは仕方がないだろう。

「あ、そうだ。マルセラさん、姫を出してもらってよいですか?」

「了解です」

 勇の指示に、持ってきていた大きなバッグを開ける。

 柔らかい布が敷き詰められたその中では、織姫が気持ちよさそうに丸まって眠っていた。


「んなぁ~?」

 明るくなったことに気付いたのか、片目を開けた織姫が小さく首を傾げる。

「姫、おいで」

「なーーーう」

 カバンごと受け取った勇が声をかけると、その中で一度大きく伸びをしてからひょいと勇の肩に乗った。

 その後は寝起きのルーチンで前足で顔を洗い始めた。

「この子が私の猫、そちらで言うところのキャト、織姫です」

「なーーん」

 勇がサラに織姫を紹介すると、顔をぬぐう手を止めて織姫がひと鳴きした。

「す、すごい! イサムさんのキャトは言葉がわかるんか!?」

 それを見たサラのフリーズが解け、目を白黒させる。

「にゃっ」

 すると勇の肩に乗っていた織姫が今度はサラの肩へ飛び乗り、すりすりと頬をこすりつけた。


「おぉぉぉ……。モフモフしている……。私のルーシーとはまたちょっと違う肌触りやわ」

 目を細めながら肩に乗る織姫の喉を優しく撫でるサラ。

 猫が身近にいるだけあって、触り方も手慣れたものだ。織姫もクルクルと気持ち良さげに喉を鳴らしている。

「あはは、姫の種類は猫の中でも特に毛並みが豪華ですからね。モフモフしているんです」

 ブリティッシュショートヘアという猫種は、短毛種ではあるものの毛の密度が非常に高いのが特徴だ。

 そのゴージャスな手触りは、ベルベットや高級絨毯のようだとよく例えられている。


「そうなんか……。私のルーシーは、もっとサラサラした感じやわ」

「へぇ。それは会えるのが楽しみですね」

「あまり目立つとよくないから、今ははんがーに預けてあるんや。案内したときに紹介するわ!」

「はんがー、ですか?」

 聞きなれない単語にアンネマリーが首を傾げる。

「ああ、おそらく格納庫という意味のハンガーでしょう。アベルさんの国の言葉がそのまま伝わっているんでしょうね」

「すごい!! イサムさんは大ボスの国の言葉がわかるんか? キャトも連れているし、本当に大ボスと同じ世界から来た人なんやね」

 勇の何気ない返答に、サラがキラキラした目で勇を見つめる。

 リリーネの話ではアンネマリーと同じくらいの年齢のはずだが、貴族として育ったアンネマリーよりいくらか幼く見えた。


「フォフォフォ、すみませんなマツモト殿。サラは大ボスの事を大層尊敬しておるんですわ」

 ルビンダとの話が一区切りついたのか、グレッグから声がかかった。

「ああグレッグさん。そうなんですね」

「ええ。魔法巨人(ゴーレム)を使って国を興し、弱きものを助けた英雄だ、と」

「あたりまえやわ! アバルーシの、大ボスの残した力は、弱い者のために使わんといかんのに。長老衆の奴らときたら……」

 グレッグの言葉に、サラが悔しそうに唇を嚙む。


「ふむ。やはりアバルーシ内が割れているというのは本当のようじゃな」

「お恥ずかしい話ですわい……。 完全に分裂してしまえば取り返しのつかないことになるので、リリーネ様がどうにかそれを抑えておりますがの」

 グレッグが悲しそうな表情で首を振ってそう言った。

「イサムからおおよその話は聞いておるし、ズンの奴らは儂らの派閥をコケにしおったからのぅ。微力ながら儂も手を貸すぞい」

「ありがとうございます、ルビンダさん」

 その後一時間ほどお互いの身の上や、サラの希望でアベルがかつて住んでいたアメリカの話などをした後、勇たちはグレッグから魔力パスの計測魔法具を借りて、初日の顔合わせはお開きとなった。


 ルビンダの館へ戻ると、さっそく騎士と兵士に対して魔力パスの検査が行われた。2名を選抜する予定だ。

 調査の結果、数値6が最高でちょうど2名だったため、晴れてその二人が操縦者候補として選ばれる。そのうちの一人は、ルビンダの側近を務める元騎士団長ラーレムの息子、ローレルだった。

 ちなみにルビンダの数値は4で悔しがっていたが、数値がいくら高くても操縦者には選ばれませんよと家令のハマドに窘められていた。


 翌日、再び貴賓室でハンガーへの移動方法を詰める。

 どうやらズンとの国境に横たわる岩山の中に認識を阻害する魔法具で2段階にカモフラージュされた脇道があるようで、そこからハンガーのある場所へと行けるらしい。

 そこは小さな集落のようになっており、守り人の里と呼んでいるとのことだ。

 万一バレても良いように、ハンガーはその里のさらに地中にあるのだとか。

 ここバルシャーンから、馬車で四日ほどかかる距離なので、魔動車であれば二日あれば行けるだろう。

 その日は準備に充てられて迎えた翌日、グレッグ達も加えた一行はバルシャーンの街を後にした。



「これは……。仕掛けがあると分かっていても見分けが全くつかないですね」

 バルシャーンを発った翌日の昼過ぎ、魔法具でカモフラージュされているという場所にたどり着く。

 午前の早いタイミングで街道からは逸れた道を進んできたのだが、ここまで通ってきたところ、そしてこの先も続いている何の特徴もない普通の岩山沿いの崖だ。

「ここを通るためには、登録された魔力パターンを持つものが、魔法具に触れながら合言葉を言う必要があるんですわい」

 魔動車を降りたグレッグが周りを念入りに確認した後、これまた何の変哲もない岩壁に触れる。そしてこう呟いた。

「どんらなうぇいどんらなうぇい」

「は??」

 それを耳にした勇が、思わず間抜けな声を上げる。

「どうしたんですか?」

 アンネマリーが不思議そうに勇を見ている。

「ああ、いや。あれもアベルさんの国の言葉だったからちょっと驚いただけだよ。確か“逃げてはいけない”という意味だったかな」

 勇はそう答えながら苦笑した。

(アベルさん……。まさかここにきても、そのネタをぶっこんできますか)


 グレッグが合言葉を呟いた後も、崖の見た目には変化は無かったのだが、馬車2台分くらいの幅がすり抜けられるようになっていた。

「凄いな、これは……。立体映像と実物を切り替えられるのか!?」

 その技術の凄さに勇が驚嘆する。

「これは後で魔法陣を見せてもらいたいの」

 隣でエトがそう呟いた。

「ええ。万一読めたらとんでもない発見ですし、読めなくても全てを写すことが出来れば滅茶苦茶役に立ちますよ」

 それに勇も興奮気味に頷く。実物と見紛う立体映像など、21世紀の地球にもなかったので無理もない。

 何を再現できるものなのか不明だが、利用できればその価値は計り知れない。

 どこかのタイミングで魔法陣を見せてもらえないか頼んでみることを心に決めて、さらに奥へと進んでいく。


 側道から外れて、トンネル状になった狭い道をさらに5分ほど進んだところでもう一度同じ魔法具を合言葉で解除すると、トンネルが緩やかな下り坂になった。

 100メートルほど下った先がトンネルの出口のようで、日の光が差し込んでいるのが見える。

 ゆっくりと坂道を下っていきトンネルから出ると、一気に視界が開けた。


「さあ、着きましたぞ。ようこそ守り人の里へ」

 グレッグがにこやかに言う。

「こ、これは……」

 目に飛び込んできた風景に、思わず勇が感嘆の声を漏らした。


 ――そこにあったのは、まるで西部劇のセットのような街並みだった。

GW中は、書籍化作業に集中しておりました。

更新が滞ってすみませんでした。

文章を削る、減らす作業がここまで大変だとは……。


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― 新着の感想 ―
エヴァが濃いww
[良い点] 小説の骨子が明快でとても好感が持てます。 [気になる点] 本業も多忙の中、複数の小説を執筆されていて心身共に ご自愛ください。 [一言] このお話が最後まで著者の思いを表現できる場でありま…
[一言] 元ネタに何の思い入れもないのでちょい寂しい
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