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フィクションの女神
―――郊外の団地の一角。十五畳半の部屋の隅。皮製のひとりがけソファの上。
最近新調したデスクトップパソコンを前に小説家奥村陸はまた一つ、小説をを生み出そうとしていた。
題名は『女神と春時雨』。
実際に体験した事を元にした、一部フィクションの作品だ。
最後の一文を書き終えた陸が独り呟く。
「人は死んでも、人の心の中で生き続ける」
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
連載途中で読んでくださっていた方も内容の編集を致しましたので良かったらもう一度最初からお読み頂けると幸いです。
今後誤字以外の編集をすることはございません。