第一回:「荒木飛呂彦の漫画術」と「連載作品のストーリーの作り方」
第一回は、荒木飛呂彦の漫画術(集英社新書)です。
いきなり小説家ではないのですが、
あのジョジョの奇妙な大冒険の荒木先生が語る本という事で、
なろうの作者・読者さんにも受け入れやすいのではないでしょうか?
一言でこの本のポイントを言うと、
「天才と言われるような荒木先生でも、他の作品を分析し、理論立てて漫画を書いていらっしゃる」ということが分かります。
どんな世界でも長く活躍されている人は、色んな方法論を持っていますよね。
スポーツ選手でも、長く活躍する人ほど分析や理論がしっかりしているのと同じように、
創作でも同じだなという事が分かります。
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本の目次としては、
導入の描き方、漫画の基本四大構造、キャラクターの作り方、ストーリーの作り方、絵について、世界観について、テーマについて、それと実際に先生の自作で漫画の出来る過程を説明してくれます。
この中で、多分なろう作家さんに参考になりそうなのが「ストーリーの作り方」のパートです。
たくさん参考になることがありますが、一点だけ要旨を言うと
「あえてやる場合を除き、王道漫画では、主人公は常にプラス=上がっていかなければならない」
とのことです。
具体的に、ジャンプでも負けムードでその週の回が終わると、
アンケートでは人気がでないとも書いてあります。
なろうでも同じではないかなと思います。
陰鬱な印象で話が途切れてしまうと、ポイントやブックマークが下がりますもんね。
自分はかなり少年漫画な作風な気がするので、この辺は自然と意識しているかなと思いますし、
他の作者さんも意識しているかと思いますが、荒木先生に明確に言ってもらえると安心できるかもしれません。
本ではもう少し細かい説明もありますが、それは買ってみて読んでみてください。
それでは!