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14 3F隣部屋

自宅


「ぶはーーー!疲れたーーー!」


俺は食料と飲料でパンパンに膨れた旅行バッグ2つを玄関に置いて一息をついた。


「調子に乗って詰め込みすぎたな〜今度は車で行きたいな…使える軽トラとかあればいいんだけどな…」


とりあえず戦利品を冷蔵庫の中にしまう。


(今日はコンビニと家を往復しないとな。)


なるべく棚に出てる物をバッグヤードの冷蔵庫に入れなければならない。


(腐ったら嫌だしな…だけどバッグヤードに入れたって見つかったら盗られるし、他人に盗られるのはな〜なるべく冷蔵庫に入れたいけど容量がな…)


コンビニに置きっ放しだと他人に盗られてしまう可能性が高いので、どうしたものかと考えるながら俺は天井を見上げた。


(…他の家の冷蔵庫使えないかな?)


俺は調達してきた食料でさっさと腹ごなしを済ませ、隣の部屋に入れないか確認しに廊下に出た。


3F廊下


俺は隣の部屋から確認をする事にした。


(そういえば、生存者の可能性全く考えてなかった…いや部屋の中にゾンビがいる可能性もだ…しまった!この階防火シャッター下ろしちまった。)


俺は自分の考え無しの行動に少し反省した…

すぐさま俺はバットを取りに自分の部屋に戻った。


「よし!」


バットを持って隣の部屋のドアの前に立つ…


(生存者の可能性も考えて、一応インターホン押すか…)


俺はそっとインターホンを鳴らした。


ピンポーン…


返事無し


(一応もう一度…)


ピンポーン…


「・・・・」


俺はドアノブに手を伸ばした。


「失礼しまーす」


小声で言いながらドアノブをひねる。


ガチャッ!


(鍵がかかってない…)


俺は回ってしまったドアノブをそっと押してドアを開ける。


「・・・・・・」


部屋の中から音は聞こえず、静かだった…


(誰もいない…か?)


俺は廊下をゆっくりと歩いて行き、リビングに着いた…


(ヒデェ有様だな…)


リビングは大分散らかっていた、おそらく逃げる時に急いだからだろう…リビング以外の部屋も確認したが、ゾンビも人もいなかった。

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