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13 コンビニ

1F非常階段前


(昨日に比べてゾンビの数がかなり少ないな…何があったか知らないが、まぁ好都合だ、これで少しは動きやすい)


俺は周囲のゾンビを確認しながら、裏口に向かって歩き出した…


(とりあえず一番近いのはコンビニかな…食料無かったら、少し遠いけどスーパーかな…自転車で行きたいけどなー)


ベランダから見た所、道路には事故を起こした車が所々にあった様に見えた、自転車で行くと最悪ゾンビに追われた時に事故現場に出くわし、足止めをくらう可能性がある。


(今回は下見も兼ねて徒歩で移動だな。)


俺は食料調達と道路状況の確認の為歩き出した。





コンビニ前


(ここに来るまでに出会ったゾンビは15体…徒歩5分だから1分3体の計算か…)


中々に多い気がする…


大学から家までの時は数えていなかったから数はわからないがもう少し遭遇率は低かった気がする。


(それだけ人間がやられたって事かよ…あー嫌な事、考えちまったな…さてさて、コンビニのはどうなってる?)


俺はコンビニから少し離れた場所から店内を観察して見た…取り敢えず見える所にゾンビはいない事を確認して、俺はコンビニに向けて歩き出した…


(腹減ったなー)


自動ドアが開く、バットを構えながらコンビニに入るのは初めてだ、少し奇妙な感じがした、とりあえず店内とを見て見たがゾンビはいなかった…俺はリュックサックの中から旅行バッグを2つ取り出し食料や飲料を遠慮なくバッグに詰め始めた。


「ふん♪ふーん♪」


やっている内に楽しくなってきたので、思わず鼻歌が零れた…


(不謹慎だけど…楽しい…嵌りそうだ。)


バッグとリュックサックがパンパンになるまで俺はコンビニを漁り続けた。


「ふぅーーー」


食料と飲料の調達を終えて、俺はリュックサックを背負い旅行バッグを手にぶら下げ帰路についた…


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