登場人物紹介
『The Sword That Hates Me (But Is Better Than Me)』の世界より、皮肉と運命に翻弄される二人の主人公をご紹介します。
一部ネタバレを含みますが、彼らの“選ばれし者”らしからぬ日常をお楽しみください。
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【キャラ紹介】『タイトル未定』より —— ◆ タロン(Talon/Saron/Tharon)
年齢:不明 存在:伝説の剣…あるいは、呪われた魂が宿る武器 ステータス:カエルを嫌っている(本気で)
プロフィール: 現実主義。疲れ切っている。 そして、何よりも——カエルが嫌い。 「英雄の剣」として選ばれたはずが、 なぜか臆病で頼りない男に振り回される日々。
本来なら、勇敢な戦士に使われるべきだった。 だが現実は、カエルという“歩く失望”に持たれている。 予言なんて信じていない。 むしろ、それは自分への呪いだと思っている。
スキル:
両刃の剣:物理的にも、言葉の意味でも鋭い
毒舌と皮肉:笑えるが、嫌われる
戦術:カエルと敵を同時に見下すことで、カエルを揺さぶる (育てるため…か、諦めさせるためかは不明)
口癖:
「俺が切るのは肉だ。敗者のプライドじゃない。」
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【キャラ紹介】『タイトル未定』より —— ◆ カエル(Kaeru/Kael)
年齢:26歳 職業:うだつの上がらない冒険者 ステータス:祝福されている…か呪われているかは不明 相棒:喋る剣・タロン(Tharon)
プロフィール: 疲れ切った目。折れかけた楽観主義。 「君は選ばれし英雄だ」と言われても、信じたいけど信じきれない。 タロンと共に、世界を救う“運命”を背負っているらしいが—— 本人はただ、この理不尽な世界で生き延びたいだけ。
名前「カエル」は、元々西洋風の名前を和訳する際の偶然の産物。 作者がそのまま忘れて使い続けた結果、 “カエル=蛙”として作中でネタにされるようになった。
スキル:
近接戦闘:苦手
戦闘時のメンタル:ビビり
戦術:目を閉じて、適当に振る
口癖:
「なんで家出たんだっけ?——ああ、そうだ。英雄。予言。喋る剣。全部、最悪の選択だった。」
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イメージソングのご紹介
最後に──
この物語には、ふたりの主人公を描いたテーマソングがあります。
それは、“重さ”と“絆”が交差する、鋼のような音。
──剣と心がぶつかり合う、運命の対話──
《刃と重荷》
“戦う者”と“振るわれる者”—— ふたりの矛盾が、ひとつの物語を紡いでいく。
静けさの中にある怒り。 皮肉の中にある祈り。 そして、失敗の中にある、確かな歩み。
この歌は、彼らの“今”を映す鏡。 物語の先にある“答え”は、まだ誰にもわからない。
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今のところ、この物語の主人公たちのみを紹介します。 彼らは、物語の主軸を導く存在であり、物語の糸を紡いでいく者たちです。
とはいえ、この道を横切る多くの顔がいます。 繰り返し登場するキャラクターたち、物語の周囲を漂いながら、確かな足跡を残す者たち。
彼らのプロフィールや背景については、時間と心の余裕がある時に、丁寧に綴っていくつもりです。 この世界の断片をそれぞれが抱えていて、彼らもまた、等しく語られるべき存在なのです。
今は、すでに姿を見せた者たちと共に歩みましょう。 残りは、すべてが生きているもののように——その時が来れば、自然と現れるでしょう。