『色』調査記録(ネタバレ少なめ編)
この話はこの世界の人が『色』に付いて調査したものの記録を軽くまとめた感じのものになります。
『色』本来の設定 (ガッツリネタバレ)のものは後日投稿します。
『色』とは、生まれた瞬間、右手の甲の真ん中に現れる真円の模様である。人は、この『色』に応じた能力を使うことが出来る。その能力はその『色』に対して使用者が一番印象に残っているものを使える様になると言われている。
例を出すなら、『赤』なら炎、『青』なら水、と言った感じだ。
そして、稀にだが一つの『色』でいくつか別の能力を使うことが出来るものが現れる。
この『色』は、使用者が技名をつけてイメージを切り替えることで大元のものから派生して使用することが出来る。
『色』の技はあくまで使用者のイメージに委ねられる。他の人がその『色』に対してそのイメージを持っていなくても、使用者本人がそのイメージを持っていればいいのである。
『色』は、短時間に一気に使用すると、意識を失う恐れがある。
この見分け方は、右手の甲を見れば良い。『色』を使えば指先の方から徐々に色が消えていく。この『色』が完全になくなると意識を失う。場合によっては今後の『色』の使用に支障を来す可能性もある。
『色』は、時間が経てばもとに戻る。人によって時間は異なるが、平均的に5分から10分もあれば完全に回復する。つまり、意識を失うほど『色』を使うようなことには殆どならない。
これは最近わかってきたことだが、『色』を使用すると、その人の性格などが変わっていくと言った情報が得られた。ただこれは情報不足だとして現在実験及び情報提供を呼びかけている。