「なにそれ自慢?」そういう人って必ずいるよねー
「なにそれ自慢?」
そう言われた時、突き刺さった。
それから私は褒められても困るようになる。
必ずクラスにはいると思う。
妬んでるのか知らないけど「自慢?」って嫌な顔する人。
クラスメートに褒められた時、いい気になって自慢話をした。
その時、一番席が近かった人が
「なにそれ自慢?」
って言ってきて。
その人は、私がそのクラスで一番話してる人=友達だった。
今思えば、なんであんな人と仲良くなったんだろうって思う。
でも、その時は友達は作れるだけ作って、っていう発想で。
始業式の日、席が近かったからすぐに友達になって一緒に行動するようになった子だった。
だから余計に突き刺さった。
だから、自慢話をやめた。
と言っても、褒められることはまあまあ多くて。
そのたびにどう言っていいか分からなかった。
「どういたしまして」
なんて素直に言うキャラじゃないから余計言いづらいし。
だからといって「でしょ?凄いでしょ?」的な態度、トラウマでできないし。
だから、愛想笑いしてる。
それで余計気まずくなってももういいんだ。
たまに良い友達に巡り合って、その話をすることもある。
そうしたら、自慢は悪くないって言ってくれる。
アピールしてもいいって言ってくれる。
だけどね、どうしてもできなくなっちゃった。
あの日、愛想笑いが慣れてからはもうできなくなったんだ。
「先生、凄いでしょ、ねえもっと褒めてよ!」
とあるクラスメートが先生にからかい半分に褒められた後にそう返してた子もいた。
でも、そこまでできないし。
でも、まあそこまでじゃなくても……って思ってもできなくて。
そんな過激な自慢できる人も羨ましいなって思う。
でも、クラスに一人はいるんだよ?
必ず一人は「自慢?」って聞いてくる人が。
いつの時も一人はいる。
だから、一人だけにも嫌われたくなくて愛想笑いしてる。
もう愛想笑い、慣れたから。
だから、褒められるのは好きだけど、
「だって、私、それ得意だから凄いの当たり前」
的なタカビーな心もあるけど。
押し殺して、愛想笑い。
それが慣れてしまったんだ。