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参加しろ
名工スミスがエルフの女の子だと知った次の日
一年生が集会場に集められた。
「今年の武闘会に誰か出るやつはいないか?」
あれ?編入試験前に渡してきた、パンフレットには闘技大会の参加は2年生からって書いてあったような・・・?
「今年は一年生のレベルが高いという事もあり理事会が許可を出してくれた。用紙は各担任に貰うように。あ、エリザベート、ミオ、お前達は後で理事長室に行きなさい。」
お姉ちゃんと2人で呼ばれたと言う事は嫌な予感しかしない。
放課後になったので、理事長室へ。
「入れ。」
「急だが、仕事の話だ。実はな、上級貴族様が観に来るらしくてな。」
「私達が暗殺者の可能性は?」
「それは無いな。暗殺者はスキルで顔を変えることができる様だが、発動の条件が殺した相手との事だ。」
成る程。不死人の私とスキルを受け付けない姉さんの顔にはならないのか。
「簡潔に言う、お前ら武闘大会に参加しろ。というよりもうエントリーした。」
また勝手な事を・・・。




