不死人が語る歴史
片手間の投稿になりますので、こちらは不定期更新になります。
吸血鬼
それは人類の夢、不老不死を体現する。
ただし、人では無くなるが・・・
人類の半数がいなくなった世界。
原因は流行病、戦争、色々あったようだが、1番の理由は吸血鬼。
人の血を飲み生きながらえ、人を眷属のアンデッドに変えていった。
ここは昔、セントラル王国と呼ばれた場所。
その王宮跡。
10人の若い男女が戦闘態勢に入っている。
「覚悟しろ吸血鬼!聖なる十字架の雨」
空から光でできた十字架が降り注ぐ。
「やったか?」
「汝等弱いな・・・。あやつらの子孫がこうも弱いとは・・・我を退治しにきたのだろう?だが、これ以上は、やめておけ。」
「五月蝿い!お前が俺たちの先祖の何を知っている。みんな行くぞ!」
聖なる十字架の雨
聖なる雷
聖剣斬魔撃
超回復魔法
超全体耐性強化
若者達は自分達が出来る限界の技を出している。
「黒渦」
吸血鬼は自身を囲うように黒い渦を出した。
魔法や斬撃が掻き消され、渦は消滅した。
そして若者達は気絶した。
「魔力切れだ。馬鹿者ども。」
数時間後
「俺たちをどうする気だ?」
「我は昔話を誰かに聞いて貰いたくてな。」
「話終わったらどうするつもりだ?」
「その上で好きにするといい。そうだな、我が吸血鬼になったのは500年前・・・」
これはこの吸血鬼の女が語る物語。