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この世界の歴史
500年前にある村で起きた惨劇があった。
数名を除き村人がアンデットにされていたのだ。
主犯は若さを保つ為に吸血鬼の血を飲んだ少女。
後に、最後の吸血鬼と呼ばれる個体の吸血鬼だ。
彼女は吸血鬼であることを隠し、冒険者になりすまして様々な国を渡り冒険者の血を吸い殺して力を奪っていった。
この500年間、困った人々は勇者を召喚したり他の種族と協力をしたが、吸血鬼を倒す事は出来なかった。
ある日1人の人物が単独で討伐したとされている。
仙人と呼ばれる存在で不老不死専門の人物と記されている。
だが、そんな事はなかった。
最後の吸血鬼は今、俺たちの目の前にいる。