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5歳編 1

転生した時の俺は新生児だった。


そして……


転生してから5年。


俺は5歳になった。

その間何をしていたかって?


逆に聞きたいが、0歳児から5歳までの間の記憶を完全に覚えている人は、どれほどいるのだろうか?

そういうことだ。

自分自身も周りの者達も生きるため、成長するために必死な時期であり、特筆すべき事は無い。

まぁ、年相応に成長過程を踏んできたと思ってもらえればいい。


さて、この5年間で分かった事は、俺がいるのはどうやら孤児院のようで、所属しているシスターが読み書きや一般教養を教えて、契約している冒険者が身を守れるようにと野営の仕方から、戦闘方法や魔法の訓練をしてくれる。

そして、ある程度成長したら短期のバイトみたいな感じで外で労働をしてお金を稼ぐようになり、15歳の成人を境に独り立ちしてここを出て行くまで面倒を見てくれるらしい。


俺はどうやら戦災孤児ってやつみたいで、ある朝孤児院の玄関脇に毛布にくるまれていたらしい。

その頃は近隣で戦争があった影響なのか、育てることができなくなった赤子を孤児院の前に置いていなくなるのは珍しいことではなかったみたいだ。


やはりこの世界は異世界の様で、今は猫耳や犬耳が生えた子供や翼が背中にあり自由に飛んでいる子供たちと、孤児院の庭を駆け回り遊んでいるところだ。

この世界の事をちょっと説明すると、文字はアラビア数字とアルファベットがそのまま使え、ひらがなやカタカナを微妙に崩したような文字も存在し、読み難いが文字の意味としては地球の物と全然変わらない。

読み書きや足し算引き算程度の学力は、成人前には身につくようで、今まで成人を迎えた子達もそれなりの学力を持っていた。

得手不得手もあるがある程度自活できるだけの生活力も身に付けれるし、それなりの戦闘能力も持てるので、最悪冒険者として生活することも出来る。


7歳になると教会で祝福を受ける儀式があるみたいで、その儀式で子供の能力……いわゆる魔力などの潜在的な能力を知ることが出来る。

それにより将来的に自分がどのような職業を目指して、自分の能力を成長させるかの指標みたいなものになる。

貴族のような上流階級はあまり気にしていないみたいだが、一般庶民や孤児院の子供たちにしてみれば将来独り立ちをして、食べて生きていくために自分は何が出来るのか、何を目指していくのかを知るいい機会なのだ。

この儀式を経て自分の将来に向かって勉強や剣術や魔法をさらに深めていくことになる。


また、孤児院は学校の役割を担っており、孤児院の無い村等でも村長等のある程度の学がある人が教えている。

何が言いたいかというと、孤児院の子供以外に一般庶民の子供や下級貴族の子供なんかも学びに来る事もある。

そのためか昼間は外から沢山の子供たちが来るのでとても賑やかだったりする。


あの死神が言うには、この世界へ転生する際に俺にチートな能力を与えてあるはずだ。

今はまだその片鱗すら見えないが、成人するまでには開花すると信じている。

チートな能力があるはずなので7歳で受ける儀式が今から楽しみでしょうがない。

儀式もだけどハーレムも作りたいと思うが、それも死神が叶えてくれるはずなんだけど……、今はそれも願うばかりである。


そんなことを考えつつ子供たちに交じって遊び回る。

今はまだよく食べよく寝てよく遊ぶでいいだろうと思う。


孤児院の裏手の森―――

裏手といってもすぐに森があるわけではなく、ある程度距離が離れておりまた間に壁もあるので森から獣が入ってくることはない。

その森の木の上から孤児院で遊び回る子供たちを眺める一つの影がいた。

微動だにせず欲している物に狙いを定めているかのように孤児院をじっと眺めており、子供たちの気配が建物の中に消えるまでそこを動く事は無かった。

お久しぶりです。

いつの間にやら1ケ月経っていました。

過去書いたやつを呼んで愕然としました。

文字びっしりw

おまけにほぼ説明回w

読む気と訂正する気が無くなり、他の作品書いていたら「あっ!」と、思い出したので急いで訂正しての投稿となりました。


他の作品については今はまだ十分に書けていないので、投稿はまだまだ先になりますが、その内に投稿出来ればと思っています。

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