赤と青の国:10
だらだらとした内容をサクッと飛ばそうかとも思いつつ気長に綴ろうとの当初の思いがあるので読むのが面倒だろうなぁ~と読み専な私の正直な感想
完結まで長い道のりになりそうですが良ければお付き合いください。
さぁ~てお買い物ツアーだ!
ボクが過ぎ去った事にいつまでもクヨクヨと囚われていても何の解決にもならないし周囲を心配させるだけなので今は目の前の事だけに集中することにします。
忘れたフリは昔から得意だから大丈夫
うじうじグルグルと思考が空回りするのは悪い癖でもあるのだけれど今は忘ることがボクの出来る周囲の為に出来る唯一
まずは森の皆へのお土産探しと紅さんが見繕ってくれる武具について自分でも自分に合うものを選べるように勉強して、できたら自分で手入れとか出来るようになって自作まで出来るようになるのがベストだけど修業しなきゃさすがに無理だよねぇ~
データーベースで作成方法等は調べられるし玉が居るので加工も大丈夫なんだろうけど良い物を作るには長年の勘というか職人の技といった一朝一夕には得られない経験がないと無理だってことくらい『職人』と呼ばれる存在がいることからも分かる。出来れば好みも把握してくれる専属になってくれる職人さんと出会えたら良いなぁ~異端なボクの為でも引き受けてくれる職人さんいるかな?
それにしても武具とかってどんなのが良いだろ?
剣道みたいな武具は安全面的には必要だけど、旅で持ち歩くにはすっごく邪魔でしかないし金の国での訓練でも身に着けているのは簡易的な小手とかすね当てとかだったしボクの場合はまだ成人してもいなければ体が出来てないし必要最小限を守る武具になるのかな?
中世の甲冑とか戦国時代の鎧なんて下に着ける鎖帷子だけで重過ぎて動けなくなるだろうし成長を阻害しそう…どんなのを見繕ってくれるのか楽しみだな
「それじゃ環、行くか!」
「はい」
「まずは見るだけですよ。購入はお店や品物の情報に価格なども確認してからです。衝動買いなどしないように特に紅輝、わかってますね。買い物の主役は環ですからね!」
すっごくワクワクしてる紅さんにサクッとクギを刺す黎さん。確か金の国での買い物は案内だけだったけどここは自分の国には無い珍しい品も多いだろうし楽しみで仕方ないんだろうな
黎さんも実は浮かれているのか神殿を出入りする人々の様子をチェックしているようだったし食べ歩き含めてしばらくは体力勝負だ!お宝発掘がんばるぞぉ~!!
玉も琥珀もつられておぉ~
そんなこんなで目立つ三人組はアチコチのお店を覗いては質問攻めにし合間に買い食いしつつおススメのお店を聞き込みしては品物を確認してア~だコ~だと質問を繰り返した
最終的に武具については子供用は需要が少なくサイズ調整可能な簡易的な軽い武具のオーダーメイドが良いのではという結論となり(当然の結果だとは思うけど)次はおススメ工房を物色することになった。もちろん合間の買い食いや森の皆へのお土産の物色も欠かさない
衣類も国による流行や特色もあるので色や織り方等気に入った物は生地から購入したり製法をそれとなく教えてもらったりした。こういう時は連れに美形がいると大助かり!
ボクは治癒については噂になっているようなのでお爺ちゃん達の首輪を使って髪と瞳の色を変えている
治癒についてもやはり希望者が長蛇の列をなしているので厳選なる審査の元必要だと判断されて者だけがボクのところへたどり着けるようになっていた。
なので噂からも見た目でバレル容姿なので外では色を変えているが美形な次代と一緒なので変装の意味もない気はするけど誰も護衛のように寄り添う次代を押しのけてまで行動には移せないようで遠目で視線を送られる程度だ。髪や瞳の色を変える魔法等はないので断定しかねているのもあるんだろうけどね
もちろん審査から漏れている者でも玉や琥珀にお願いして実際には必要ではないかと思われる者は密かに対象者に組み入れ治療してたりする。判断基準がいまいち分からないから玉や琥珀が必要だと判断した場合のみの特別対応だ
元は玉と琥珀の力だからね!それに玉も琥珀もボクの思いを基準にしてくれようとしているので絶対に無理はせず人ではわからない病気やケガもあるから人の目で判断できない判別できない要治療者を選別してくれている
武具はやはり頭の先から足先までの一式は動けなくなるので簡易的に籠手や各急所を守り体の動きを邪魔しない標準的な物となった。それでも何も身に着けていない時とは違い重さや武具を利用した戦闘方法等もあり訓練を重ねていた型には実践的な理由があるのだとより深く理解する
光守様の指導する訓練に無駄なんてなかった
籠手やすね当てで相手の攻撃をズラしたり弾いたり反動を利用して次の攻撃にしたり物理的に硬さを利用して全体重かけて一点を攻撃するなんてたまにえげつないものもあったりだけど戦う限りは生き残らなくてはならないのだから実践的なことは大歓迎だ
ちょっと攻撃を受ける人が痛そうで可哀そうだなぁ~と訓練中は顔をしかめてしまうけど相手は基本紅さんだし丈夫だから大丈夫だよね!
最悪治療したら後遺症もなく治療できるし…痛かった記憶は残るけど次は痛く無いように体で覚えるよねって思ってたらボクも同じ攻撃を手加減されつつ受ける日々が始まったよぉぉぉ~!
強くなるにはMになる必要もあるんですね。痛みにも耐性をつけなくちゃです。
あくまで耐性であって痛みに喜びを見出そうなどとは思いませんから性癖は正常のままを死守です。攻撃を受けてアハンウフンな体になったら違った方向へ無双しちゃう!?
そんなの嫌だぁぁぁぁぁ~!!
少々の打撲や怪我で怯むようでは守りたい物を守る事も出来ないし無理の見極めというか無茶がどこまで可能かといった限界を知るにも必要だった。基本無茶はしない方が良いのだろうけど男には譲れない物があるのだよと胸を張って宣言したらデコピンされた。ぬぅぅ~男なら当然じゃん!
そんなこんなで実際に武具を着けての訓練にそれを元にボクの使い勝手が良いように武具の改良をお願いする事を繰り返し思い出したくもなかった懐かしき日々な金の国の訓練場と同じ屍状態になりつつ料理だ読書だ治療だと自分のやりたいことに没頭した。
現実逃避だって自分でもわかってるし付き合ってくれている紅さん達にもバレていると思う
火守様達は焼失した者についてや普通の炎となっている現状の調査を続けていたのだけど…精霊が関与しているかもしれないけれど視えた範囲で精霊は存在していなかったとボクは視て知っている。だけど他の人は知らない事でもあるし守護獣達に問われても通常あやふやな物しか伝わらないにもかかわらず完全に精霊達は沈黙しているそうでボクが聞いても何故か教えて貰えない。
いつもは素直に何でも教えてくれるのに…
今迄にない事が続く現状に徐々に不安が募っていく




