赤と青の国:1
何気に設定の辻褄が微妙になっているような…あまり深く考えないで読み流して頂けると幸いです!
何だか少しご無沙汰していたように感じるもうすぐ5歳の環です。
今年は赤と青の国で守護の儀を受けることになっています。二つの国の守護獣は男性ということで前回の女性陣とは違った経験が出来るんじゃないかと今から楽しみです。
ダンディーオヤジ萌えとか!?
さえないオヤジ萌え萌えとか!?
守護獣が男性なら次代は女性ってことは美少女萌えもありあり!!
闇守様と光守様の幼少期妄想萌えじゃなく実物の美少女萌えがぁ~!
腐っ腐っ腐っ…楽しみっす!
ご馳走様でいただきまぁ~す
って感じですねぇ~じゅるり
さてあの後、森へ戻ってしばらくは無双や治癒について色々考えました。
本当にいっぱい考えて悩んで知恵熱出て周囲に心配とご迷惑をお掛けしてしまいました。
大反省
記憶持ちの異世界転生それも男なら無双を目指すものって刷り込み(ラノベ洗脳?)されていての何も考えない反射的思考での目標設定だったなって反省
おまけにボク一人の力でどうにもならない治癒魔法を玉や琥珀の了承を得ずに行使したことも反省したし率直に思っている事や感じている事、後ろめたく思っている事も頑張って隠さず正直にできるだけ伝えて誠心誠意をこめて謝った。
思いを言葉にする事がどれだけ大変で大切な事なんだろうと実感したし包み隠さず正直に伝える恥ずかしさとか居心地の悪さも知った良い経験だったかもしれない。だって前世で言葉を尽くすとか正直になんて最初っから諦めてしまう癖が物心ついた頃にはついていたので経験したことも無かった
ただ精霊や妖精は当然だけど人とは感覚が違うのでどれほど思いが伝わったかは分からない。皆ボクに甘いから自分達の事は気にせず環のやりたいように思う通りにすれば良いって信頼されているような優しいような丸投げされて困るような微妙な感じ
力を行使することで玉や琥珀に何かマイナスがあると大変なので聞いてみても明瞭な回答はなかった。命や寿命といった「生きる」という概念があまりないみたいでボクの懸念が伝わらない。
もし力を使う事が人でいうところの命を削る行為だったらと思うと猛省するばかりだ。
そもそも何故、森では気にせずおこなっていた治療行為についてこんなに考えたり確認したりしたかというと人に対して行った治療の時に感じた違和感というか反発というか森での治療行為では無かった感覚で予想以上に時間も必要としたからだったりする。
無意識下やボクが心から望んだ力の行使とは違い求められての意図的な目的を持っての行使では力量も全く違うだけに玉達を疲弊させてなければ良いんだけど本人達が無自覚というか無頓着なだけにボクが気をつけないとダメだ
家族として相棒として!
前世含めて生まれて初めて「他者(人)」に必要とされたことがあまりにも嬉しくて違和感に目をつぶっていたんだけど「私も」「私も」って際限なく求められることに『あぁ~そうだ人とはこういう生き物だった』と忘れていた現実も思い出したよ。
前世では無視というか放置されていた。
多くの子供がいたのだから手のかからない子供は基本放置されるのは仕方がなかったのだとは理解は出来るが納得はしない
無関心
存在そのものを無いモノのように扱われる行為はボクの心から希望や感情といったものを殺ぎ落とすことにもなっていたみたいだと今生で大切にされている事で過去の自分をカワイソウだと思った。
本を読む事が好きだったのはお金をかけずに時間をつぶせるという事だけでなく本の中に登場する者達と共に感情豊かに「生きている」実感を得ていたからだったのだと今ならわかる。
本を読んでいる時だけは心の内でのみ感情が豊かに満たされていた
本当に寂しかったんだ。寂しいという感情すら分からない程に飢えていた。
愛されること求められること認められること
個人として認識し相対して欲しかった
今なら判る。
自分の事なのに「今」の自分でなければ気付けなかった気持ち
それは愛されているということと愛されている事を疑うことなく感じられるという事が心のありように大きな影響を与えて今の自分になっているのだと思う
そして今生で見つけたずっと一緒にいたい存在
人と人ならお互い健康で長生きしようねってところなんだけど長生きの概念自体もないから「ずっと一緒」を強調したら玉も琥珀も最初からそのつもりだって返事があった。
両(?)想いに密かに大喜びの大はしゃぎの脳内お祭りモードに突入しちゃったよ。エヘヘッ
人であるボクはどうしても皆を置いて先に逝ってしまうんだろうけど、その瞬間までずっと一緒に居たいからその為の努力は惜しまないぞと再認識し無双もまずは強くなる為にもコツコツと日ごろの努力の積み重ねが大事だし、そもそも健康でなければ目指せない。
まずは元気に成長するってことを目標にそして子供は子供らしく命の価値の低いこの世界で一日一日を大切に生き抜こうって決めた。
鍛える事も忘れないし世界を知る為にも旅へも出てみたいので知識を蓄える為にも玉や森の妖精に時々遊びに来てくれる紅さんや黎さんにも多くのお話を聞かせて貰っている。
データーベース情報は「人」の知識
二国での経験で得た違和感
もしかすると認識を誤った知識もありえる
何それ怖いって気付いた時にどれほど恐怖したか
だって常識なんて時代や地域で全く変化するんだよ?
一夫多妻も一妻多夫も異性婚も同性婚もOKって情報も絶対では無いってこと!
ただボクの纏う色彩が神山の守るこの地域では異端であることは間違いない。逆に考えると神山の守っていない外の世界には同じ色彩を纏った人がいるかもしれない。玉の視覚で探せなくもないんだけど、せっかくの二度目の人生なんだから自力で答えを探してみたい。
玉の力で転移も出来るから旅先から森へも自由自在に戻れるんだからチャレンジしなくちゃ
放浪の旅でそして自分探しの旅。もしかすると無双の旅にもなるのかな?
そして、もしかして、もしかすると実の両親とも出会えるかもしれない。
会ってどうするか何て今は思いつかないけど前世でもいなかったから「親」と言う存在に少し憧れに似た感情を抱いている。
孤児院にはいろんな「孤児」がいた。
必ずしも「親」という存在が幸せと結び付かないのだとも知識としては知っているけど憧れる。
特に今は自慢の「育ての親」がいるからね!
前世は生後間もなく捨てられ今世は産湯を使う前に誘拐でぼっちって普通経験できない稀有な人生
ぼっちでも今世は愛されまくってるので不満はないけど知識欲的には不満かな?
データーベースでの知識より精霊や妖精、守護獣のお話の方が断然勉強になるし面白くて楽しい。
食に興味を示したボクに妖精達は色々教えてくれる。遠く離れた場所の出来事も把握していて、このキノコは食べると涙が止まらなくなるとか苦しみ出したとか、この根は咳止めの薬が作られるとか等、まるで間近で見てきた事のように話してくれる。
どうも地に根をおろしていると伝わってくるらしい。
人とは違う伝達方法があるみたいでボクの事も話しているとかで話題の一番人気なんだとか…
どんな内容なのか教えてくれないのでちょっぴり心配だ。
でも森の妖精が使う伝達方法は地に根をおろしていないけど地に足は付いているから玉の協力なしでも伝えられるようになれるかもしれないと稽古中
それにしても黒の国や金の国に森なんてあったっけ?
木とか草花は見たけど林や森といった場所はなかったような…
あぁ~神殿の奥がそうかな?
そんなに広くはなかったと思うけど林や森の定義って確か
林=生やし=人工
で、
森=盛り=自然
だっけ?
だったら森に該当するかな?
植物の妖精なので虫や動物についても教えてくれて楽しい
だって○○の糞は体(植物)にとっても良いとかイヤ自分(他の植物の妖精)にとっては毒だとか○と△を交ぜると格別とか、はたまた○○虫は働き者で痒いところに手(?)が届くとか人であるボクに分かりやすいようにって擬人化して説明してくれてるみたいでソノ優しさが嬉しいし表現が突っ込みどころ満載で面白い!
交ぜるな有害、絶対交ぜろ超有益!
熱弁をふるっている妖精達
もう何を交ぜるんだよぉ~食事中の皆さまゴメンナサイ
あれ?気付かなかった交ぜるもの!?
少し過酷な環境で育った方が果実は甘みを増す。人間と同じで経験が人としての厚みを増して味があるって感じなのか美味しい果実の育て方まで教えてくれた。
妖精は自身の果実を食べるってことはないというより果実を動物達に食べて貰わないと繁殖できない場合もあるだけに食べてっ食べてって薦められる。
人の国へ行くまで食に拘らないはずだ
妖精達は自分達で品種改良しちゃってるんだもん
どれだけ食べても飽きずに美味しく食べられるのは皆の日頃の愛情という名の努力の賜物だったんだね
実際、食に拘るというよりも調理法に拘るって感じだし…
食用になるかならないかはデーターベースで判別可能だし調理法も判る。クッ○パッドみたいに検索も可能!超便利!!
でもってスライサーやミキサー、オーブンや冷凍庫等といった前世でおなじみの家電も玉がバッチリ代役を務めてくれるので向かうところ敵(?)なしで全戦全勝♪
格別に超旨いっす!
食べ過ぎ注意でポッチャリは許容範囲でもぶくぶくのタルタルなおデブにならないようにも鍛錬鍛錬
国民性や地域性で食材や調理法も様々で楽しい。同じ国内でも地域によって味付けまで違ってくるのは前世でもあったから驚くような事でもないけどね。
でもイナゴやハチの子が食べられる気はしなかったなぁ~
美味しくて原型が判らなければ大丈夫だと思うんだけどね
蒸したり揚げたり焼いたり煮たり茹でたり、はたまたフレッシュな生食か
現在発展途上のムスコ無双する前に食無双(作る食べる両方)一直線でリア充満喫してます。
あれ?




