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diary

作者: 北嶋悠

何かを書いてた気がする。

僕は特に有名な人間でもないし発言力だってほとんど皆無だ。

誰かの胸に響くなんてことはない。

それでも僕は歌を歌うし小説を書く。

なぜなら、僕が歌うことと書くことが好きだからだ。

評価されたくて字を書く人間だっているだろうしそれを間違いだと批判するような人間がいるとしても不思議ではない。

それでも僕はただ好きだから書く。好きという本能には抗えない。

書きたければ僕は自殺志願者の話も書くし、セックスの話も書くだろう。

ただ書きたいままに書く。評価は特に求めていなくて、ただ何をしたって救われないような戯言(たわごと)を謳っているだけ。

運よく小説家になれるんじゃないかなんて夢物語は見てはいなくて、ただ僕はその夢をすでにあきらめたというだけ。

ただそれだけのお話なんです。

締切もないし、見る人間もいない。

ただ僕が書きたいと思ったら書けばいいし見たいと思った世界にいた人々の話を代弁する。

自己紹介文に近いようなテイストで人気のなんて意味不明なキャッチコピーがつけられて僕が書いたこれを世間に公表されようと、ただ僕にとっては趣味の延長上でしかないのでプロ意識なんてものは生まれません。

歌に関しては別だけど。それはここで語るようなものではありませんので。

完璧な世界に完璧なターゲットを狙い打てるような魅惑の魔法が使える作者にはなりたくなくて

完璧な時代に完璧を嘲笑って世界平和なんて戯言(されごと)を歌う人になりたいわけでもなくて

ただ僕がやりたいようにやって歌いたいように歌えるような楽観視的未来系思考停止的現実逃避型健全性青少年になりたいだけ。

願った夢が叶おうと叶わないと僕には関係ない。

ただ叶えた夢は叶える努力をする。

ただそれだけ

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