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亡者を導きし天使の幻想    作者: 雪燐。
第一章 少女の未練
1/2

プロローグ  黒き翼の天使サリエル

こんにちは、「雪燐。」と申します

今回初投稿の小説、

『亡者を導きし天使の幻想』をご覧いただきありがとうございます

まだまだ未熟で、小説を書き続けまだ1年((

出来るだけ多くの方に見てもらえると嬉しいなと

駄作者は思っています。

更新率は低めです、すいません


それでは、失礼しました~…

君は言った。


「  貴女とならば私は何処までもついていこう。

   貴女が命尽きるその時まで・・・私がそばに居よう。  」


今目の前にいる君は、君じゃないんだろう?

光が消えて、その時燃えるように美しい翼が消えて。

今の君は君らしくない、君じゃない。

あんなに完璧で、欠けている所が無い君が

顔をぐしゃぐしゃにして泣いているわけがない。

そうだろう?ねぇ。

私達で天使界を変えようって決めたんだ。

このままじゃ駄目だって思ったんだ。

だからそのまま無防備に突っ走って来たんだ。

傷がどんなに深くても、もう策がないって思っても、

ぼろぼろになってまで二人で天使界を護ったんだ。

だから・・・だからだから・・・・・・!


「・・・サリエル、もうやめるんだ・・・」


老人のその声を聞いた途端に僕は我に返った。

「・・・いつから居たのですか・・・?」

老人はふっと笑い肩に優しく手を置いた。

「とても前から・・・・・・」

「・・・そうですか・・・」


この事については後にじっくり考えよう。

自問自答繰り返したって答えは出ない。

君はもう此処には二度と現れられないんだ。

私も翼に致命的な傷を負ってしまい、

此処のセカイに居たとしても会えない。

ふふ・・・天使の私が、情けない事だな・・・

老人は背を向け、既に天界への階段を登っていた。

・・・仕事をしなければ。

私は天界の門を潜り抜け、人類の亡者の街へと向かった。




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