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■2026年3月27日

「我らバーサーカーだからと、常に正気を失っているわけじゃないんですよ」

「まーさーかー」



■2026年3月27日

「まさか異世界にも日本刀があるなんて」

「ニホントーとは何ですか?」

「そうか、日本が異世界にはないか」

「こんな剣、二本とありませんよ」



■2026年3月28日

異世界に転生したが俺は赤ちゃん。しかしこの社会、衛生観念がなさ過ぎる。俺は生き残れるのかな?


ほらまた、そんな不潔なことを。あー駄目駄目。赤ん坊にそんなことしたら、アカンもう!



■2026年3月28日

ヘイスト、加速の魔法と言っても実際に時の流れが早くなるわけではない。そんなことしたら、体感とのズレで思うように動けなくなる。


ヘイストで加速させるのは思考だ。それにより未来予測にも似たことができるようになる。


つまり、加速で予測。



■2026年3月28日

師匠は語る。魔法使いたる者、魔力が切れたからと戦えなくなるようではいけない。知恵だけでなく我が身も鍛えてこそ、真理へ至ることができる。


と手にした杖一本で、野盗どもをばったばったとねじ伏せる。いわゆる杖術だ。

「杖がつえー」



■2026年3月29日

逃げ足の早い小人族。彼らは自らをホビットと名乗った。

「だからホビットは商標的にマズいんだからさ!」

「それが、あいつら捕まらなくって」



■2026年3月29日

「お前さん、冒険者になって何がしたい」

「地下迷宮へ」

「良く知ってるな、あんなアングラな場所」



■2026年3月29日

若き戦士の前に現れた女。彼女は勇者の出現を告げる予言者だった。

「あなたこそ勇者として魔王を倒す運命」

「まさか、この俺が!?」

「あと出来たら私に求婚し、幸せな家庭を築いて、海辺の小さな家で子供は三人くらいがいいな」

「待て待て」



■2026年3月30日

「中世の技術レベルでフルプレートの板金は無理がある!」

「さまようよろいとは、金属の殻を作る貝のモンスターである。さまようよろい牧場の朝は早い」



■2026年3月30日

村の長老が亡くなった。すると車輪の付いた箱を棺桶に入れている。

「これが死後、魂を他の場所に生まれ変わらせてくれると言い伝えがあってな」

これ、元は転生トラックだな?



■2026年3月30日

「アンデッドどもが攻めてきたぞ! 聖水はないのか」

「聖水なら昔のがある。ボウフラが沸いているけど、なあに大丈夫」

「聖水なら、清らかであれよぅ」



■2026年3月31日

ダンジョンの中で、回復の泉を見つけた。先人による注意書きもされている。

「毒ではない」

「安心」

「罠じゃないよ」

ぎ、逆に罠くせぇ~。



■2026年3月31日

迷宮攻略のトップパーティーが突然、迷宮全ての地図を公開すると言い出した。これで誰でも最奥へ行けるようになるぞ。どれどれ。

「最奥。くそつよドラゴンがいる」

あいつら丸投げしやかったな!?



■2026年3月31日

この異世界ではお茶とコーヒーが流通していた。だから冒険者が集まるのも酒場ではなくカフェ。

「おいおい、初心者かい?」

「お子様は砂糖とミルク多めが良いですよ」

どことなく上品だな。



■2026年4月1日

「鑑定スキルによると、あのモンスターはエルダースケルトンらしい」

「単なるスケルトンに見えるが、やはりエルダーと付くということは強いのか?」

「クロマニヨン人の骨だって」

「学術的に貴重そうだから、放っておくか」



■2026年4月1日

「伝説のジョブ、モンスターテイマー。実在したとはね。どうやってモンスターを手懐けてるんだい?」

「野生の動物に人の食べる物の味を覚えさせます。そうやって少しずつ人里に獣害を増やし……」

「こいつら滅ぼせ!」



■2026年4月1日

古代王国は滅ぶ際に、人々が各地に離散。後の文化に影響を残すこととなった。

「近頃の若いのは駄目だね。古代王国だったら……」

「新しい音楽? あー、古代王国に似た曲があったね」


「何とかならねえか、古代王国の老害ども」



■2026年4月2日

「私の属性は『善にして秩序』!」

「だからと言って人を殺め、法を破って良い理由にはならないぞ」

「うるせえ! 私に逆らう悪め、私こそが秩序だ」



■2026年4月2日

「街道に作られた祠。あの中には女神様の祝福を受けた魔法石が納められており、街へモンスターが近寄らないよう結界を張っているのだ」

「へえ」

「その祠をお前、壊したんか!」

「そのセリフを異世界で聞くとは」



■2026年4月2日

「私がパーティーで最も知性値が高い。だから私が魔法使いでリーダーをやるんだ!」

「とか言ってるぞ」

「あいつ数字を一桁までしか数えられないからな。二桁三桁がわからないんだよ」



■2026年4月3日

ドワーフは豪放な性格から意外に思われるかもしれないが、種族として綺麗好きな者が多い。仕事終わりには岩盤をくり貫いて作った温泉やサウナを愛用するし


「アルコールで胃腸の消毒じゃあ!」



■2026年4月3日

「ククク、どうも闇市へ。ここでは違法な薬物、人の命、危険な魔物まで取り扱っているよ」

「次回の開催予定の情報をくれ。隠れてやってるから、ここに来るのも苦労したんだ」



■2026年4月3日

この世には一匹倒すだけで膨大な経験値が貰えるモンスターがいるらしい。だったら、そいつだけ倒せば面倒なレベリングなんて必要ないじゃないか。


私は例のモンスターを求めて旅を続けた。地の果てまで足を運ぶ長い旅。

「見ろよ、ベテラン冒険者さんだぜ」

「経験すごそう」



■2026年4月4日

「こいつは無敵の鎧。どんな戦いから帰ってきても、鎧には傷一つつかないのさ」

「中の人はどのくらいの割合で生きて帰れてるの?」

「……」

「せ、生存バイアス」



■2026年4月4日

「どうして旅人は『ひのきのぼう』から始めるんだろうな」

「モンスターに襲われにくくなるんだ」

「なぜ!?」

「こうやって棒の先に布をくくり付けてな」

「白旗だ、これ」

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