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第六十九章 The Prelude of the Massacre
「もっともな疑問だ。
血は、無駄に流れたわけではないのだ。
此度の戦に参加したサカマシュの兵士は、みなタス教信者であった。
私と、お前たち二人、それから、ラミスとラカラスを除いてな。
他は皆、タス教信者であり、ガタァランの僧兵はもちろん、全員が熱烈なタス教信者だ。」
「それが…、この戦と何の関係があるのでしょうか?」
「死んでもらったのだ。
この後に起こる虐殺の序曲として。」
「序曲…?
ハカル王よ、恐れながら、それはどういうことでしょうか…?」




