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第六十章 The Glimmer of the Shamshir
何故…全軍がハウカヤル川で戦っている?
マカ隊、ラカラス隊、ラミス隊が入り乱れて、川岸や川の浅瀬で、僧兵との戦いを繰り広げている。
川には、血の色が混ざっていた。
タス教徒は、この聖なる川に、決して血を流さないのではなかったか?
すると突然、サミュラカアンが私を解放し、大声で叫んだ。
「神を恐れぬ異教徒の民よ、タスラマの慈悲により、願わくばその死に救いあれ!」
叫ぶや否や、どこに隠し持っていたのか、長い半月刀を抜き、切り掛かってくる。
私はとっさに、ピュア・ウォーターを抜き、応戦した。




