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第五十三章 Utter Confusion
「ハカル王..?
一体これは、どういう…?」
まるで合点がいかなかった。
わたしたちは、ハカル王の命に従って、ガタァラン遠征に赴いたのではなかったか?
何故、そのハカル王が、敵の将たるサミュラカアンと繋がっている?
それも、弟子と呼ばれていたのはどういうことか?
「ネウ総大将よ、これは私から説明してやろう。」
ハカル王は近くの椅子を引き寄せ、話し始めた。
わたしの喉元に立てられていた短剣は、いつの間にかどこかに消えていた。
サミュラカアンも気付けば、最初と同じ円卓の椅子に腰掛けている。
わたしは、王の言葉を待った。




