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第五十二章 A Surprising Encounter
「ゴスマ、ダギラム、ハルトナ!」
わたしは三人に呼びかけた。
「先ほどは不意を突かれたが、持ち直せ。
こやつを捕えるのだ!」
だが、相手の気迫が圧倒した。
「動くでない!
動けばこの者たちの命も、お前たちの命もない。
それに、私は少し話をしたいだけなのだ。
我が弟子も交えてな…。」
そうして、わたしたちが入ってきたのとは反対側の扉から、足音が聞こえてきた。
同時に、ピュア・ウォーターがわずかに震え始めた。
軋みを立ててゆっくりと扉から現れたのは、驚くなかれ、なんとハカル王その人だった。




