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第三十九章 Disarming
ダクラム・ハートゥムは、そうしてわたしたちを、聖なる川、ハウカヤル川の岸辺へと誘った。
「この辺りからだ。
この辺りから、川を渡る。
川の真ん中に、中洲が見えるだろう?
あの真下に、長老たちの部屋がある。」
「あそこまで、泳いで行くというのだな。
よかろう。」
わたしは、三舞剣の面々に向き直った。
「ゴスマ、ダグラム、ハルトナ、装備を軽くしろ。
鎧を着けていては、中州までは辿り着けまい。」
「しかし、ネウ様。
この者が真実を言っているかどうか…。
装備を解くのは、やはり危ないのではないかと思いますが。」
ゴスマはそう言ってわたしを諭そうとしたが、今のわたしの共は三舞剣だけ。
この状況が罠ならば、鎧を着けていようがいまいが、どちらでも変わりはない。




